ここにいたい あっちへいきたい にひきののみのはなし 1977
作・レオ・レオニ 訳・谷川 俊太郎 好学社
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イヌのお尻に住む赤いノミが、イヌの耳も見てみたいと言い出す。冒険好きの赤いノミは次から次へと、
動物を渡り歩き世間を見て回る。一方、つられてイヌから飛び出してしまった青いノミは、もとのイヌへ戻りたいと思う。
★★★ |
ねえ、おきて! 作・さとう わきこ 架空社
| 先に寝たネコくんに用事を思い出し、起こそうとするイヌくん。
風船を割ったり、シンバルを鳴らしたり、しまいには大砲まで引っ張り出す始末。おもちゃのネズミで、
やっと起きたネコくんに「おやすみなさいをしていなかった」と、ただそれだけで、寝てしまうイヌくん。
挨拶は大切だけどねぇ〜と大笑いしました。
★★★ |
ねえ、まだねてるの 作・さとう わきこ 架空社
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イヌくんが寝ようとしたら、雨漏りに強風で一晩中対応に追われ大活躍。ネコくんは、先に寝ていて気づきもしない。
へとへとになって、朝がきてから、やっと寝れたイヌくんに、ネコくんが一言「ねえ、まだねてるの」
そりゃないよぉ〜〜と叫びたくなるようなネコくんのセリフに、もう大笑いです。
★★★ |
なんだ かんだ 作・さとう わきこ 絵・せがわ やすお 福音館
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亀が猫のしっぽを噛んで、猫が犬のしっぽを噛んで、犬が・・・。いったいぜんたい、どうしてなんだ。
亀の素朴な理由「一度、走ってみたかった」に大笑いです。
★★★ |
おにのここづな 作・さねとう あきら 絵・かたやま けん 教育画劇
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民話。鬼にさらわれた娘と鬼との間の子(こづな)を、おじいが、鬼から助け出す。
里に戻ってからこづなの頭にツノがはえてきた。人が食いたくなるといけねえから殺してくれと懇願する。
結局 こづなは我が身を焼き、その煙は蚊の大群となり人間にたかる。蚊は人恋しくなると血を吸いにくるんだそうな。
蚊をパチンって潰せなくなりそうなお話です。
★★★ |
おにのふんどし ちょいとぬえるかい 作・ちば みえこ 評論社
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餅をつまらせて死んだ口やかましいばあさん。地獄で鬼たちのふんどしを縫ってやり、弱みを握って大威張り。
鬼たちはえんまさまに、ばあさんをもとの世界へ返して下さいとお願いする。
第6回 日本の絵本賞 手作り絵本コンテスト 一般の部 読売新聞社賞 受賞作品
★★★ |
コッコさんのともだち 作・片山 健 福音館
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コッコさんは、保育園のみんなと遊べず一人ぼっち。先生が「二人ずつ手を繋ぎましょう」と言った時に、
同じく一人ぼっちのアミちゃんを見つける。
★★ |
たんじょうびのふしぎなてがみ 作・エリック・カール 訳 もり ひさし 偕成社
Das geheimnis der acht zeichen by Eric Carle,1971
| チムがみつけた謎の手紙。色々な形が書かれた暗号のような手紙をもとに
、ほら穴や、地下室へと「びっくりするようなもの」を探しにでかける。
宝捜しをしているようで、わくわくします。ページも形に切り取られ、変った趣向に子供たちも大喜びです。
★★★ |
モグラのイーニーがみつけたもの EENY, MEENY, MINEY MOLE by Jane Yolen,1992
作・ジェーン・ヨーレン 絵・キャスリン・ブラウン 訳・こだま ともこ 冨山房 |
3匹のモグラ姉妹の末っ子イーニーは、ミミズやムカデやヘビに聞いた「光・昼・夏」に興味津々。イーニーはとうとう地面の上に出てみる。
絵がかわいらしくて好きです。地面から出た瞬間の、草や花のにおい、
ほんのりとやさしい風、光、昼、春のあふれた情景が素敵でした。
★★★ |
ピクニックにいこう 作・パット・ハッチンス 訳・たなか あきこ 徳間書店
We're Going on a Picnic! by Pat Hutchins,2002
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いい天気なので、ピクニックに行くめんどり、かも、ガチョウ達。ところが、かごの中のお弁当は空っぽ。
もう一度、お弁当の用意をして出かけた。 絵の隅々に犯人が隠れていて、
お弁当を食べているのに、めんどりたちは気づかない。子供たちが、「ほら、食べられているよ〜」って。 楽しい本でした。
★★★ |
ぼくどうしよう 作・薫 くみこ 絵・武田 美穂 ポプラ社
| おじいちゃんが「お酒に飲まれた」と聞いて、
じゃ、リンゴにかじられるのか? アイスになめられるのか? 椅子に座られたり、積み木に積まれたり、
粘土にまるめられたりするのか?
なるほど、子供らしい発想ですね。そんな発想をしなくなった息子達ですが、笑って見ていました。
★★ |
だじゃれはだれじゃ 作・まど・みちお/阪田 寛夫 絵・かみや しん 小峰書店
| だじゃれの詩集。言葉遊び集。
最近オヤジギャグにはまる長男は、大笑いしながら目は真剣。引き込まれてました。
★ |
どっちーぬくん 作・あきやま ただし すずき出版
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みんなと遊ぼうと張り切って出かけたのに、皆、用事があるから待っていてと言う。どっちーぬくんは
「ぼくとご用とどっちがだいじなの?」といじける。
★ |
まいごになったぞう 作・てらむら てるお 絵・むらかみ つとむ 偕成社
| まいごの象の赤ちゃん、「あばば、うぶー」としか喋らない。
きりん、かば、ワニ、ライオンとリレーされるうち、象のおかあさんに辿り着く。
★ |
あなにおちたぞう 作・てらむら てるお 絵・むらかみ つとむ 偕成社
| 穴に落ちた象を救出すべく、「おおきなかぶ」を連想するような話が展開。
お次は、石を落として足場をあげて、脱出する。
★ |
ころわんのたからさがし 作・間所 ひさこ 絵・黒井 健 ひさかたチャイルド
| ころわんと ちょろわんは、どんぐり林でおじいさん犬に会った。
おじいさん犬は、子供の時に大事なものを 埋めたのを思い出し、探していた。
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とらのゆめ 作・タイガー立石 福音館 |
夢の世界へ出て行った とらきち。不思議な絵や話が展開する。
すいかになったり、トラに戻ったりしながら、「ぐうぐうぐう」と
テンポ良くページがすすむ。ナンセンス絵本
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きのこはともだち 作・下田 智美 構成・松岡 達英 偕成社
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探す、みつける、食べる、きのこの絵本。どんなきのこが、どんな場所に生えているか。
食べてはいけない毒キノコなどを紹介。料理のレシピなどものっている。
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