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[2004年3月]
No.18


オススメ度 ★〜★★★
ここにいたい あっちへいきたい にひきののみのはなし 1977
作・レオ・レオニ 訳・谷川 俊太郎 好学社  
イヌのお尻に住む赤いノミが、イヌの耳も見てみたいと言い出す。冒険好きの赤いノミは次から次へと、 動物を渡り歩き世間を見て回る。一方、つられてイヌから飛び出してしまった青いノミは、もとのイヌへ戻りたいと思う。
★★★


ねえ、おきて! 作・さとう わきこ 架空社
先に寝たネコくんに用事を思い出し、起こそうとするイヌくん。 風船を割ったり、シンバルを鳴らしたり、しまいには大砲まで引っ張り出す始末。おもちゃのネズミで、 やっと起きたネコくんに「おやすみなさいをしていなかった」と、ただそれだけで、寝てしまうイヌくん。
挨拶は大切だけどねぇ〜と大笑いしました。
★★★


ねえ、まだねてるの 作・さとう わきこ 架空社
イヌくんが寝ようとしたら、雨漏りに強風で一晩中対応に追われ大活躍。ネコくんは、先に寝ていて気づきもしない。 へとへとになって、朝がきてから、やっと寝れたイヌくんに、ネコくんが一言「ねえ、まだねてるの」
そりゃないよぉ〜〜と叫びたくなるようなネコくんのセリフに、もう大笑いです。
★★★


なんだ かんだ 作・さとう わきこ 絵・せがわ やすお 福音館
亀が猫のしっぽを噛んで、猫が犬のしっぽを噛んで、犬が・・・。いったいぜんたい、どうしてなんだ。
亀の素朴な理由「一度、走ってみたかった」に大笑いです。
★★★


あいさつがいっぱい 作・工藤 直子 絵・長 新太 小学館 
いぬ、けむし、わに・・・いろんな挨拶。詩のよう。


おにのここづな 作・さねとう あきら 絵・かたやま けん 教育画劇 
民話。鬼にさらわれた娘と鬼との間の子(こづな)を、おじいが、鬼から助け出す。 里に戻ってからこづなの頭にツノがはえてきた。人が食いたくなるといけねえから殺してくれと懇願する。 結局 こづなは我が身を焼き、その煙は蚊の大群となり人間にたかる。蚊は人恋しくなると血を吸いにくるんだそうな。
蚊をパチンって潰せなくなりそうなお話です。
★★★


おにのふんどし ちょいとぬえるかい 作・ちば みえこ 評論社
餅をつまらせて死んだ口やかましいばあさん。地獄で鬼たちのふんどしを縫ってやり、弱みを握って大威張り。 鬼たちはえんまさまに、ばあさんをもとの世界へ返して下さいとお願いする。
第6回 日本の絵本賞 手作り絵本コンテスト 一般の部
読売新聞社賞 受賞作品

★★★


コッコさんのともだち 作・片山 健 福音館
コッコさんは、保育園のみんなと遊べず一人ぼっち。先生が「二人ずつ手を繋ぎましょう」と言った時に、 同じく一人ぼっちのアミちゃんを見つける。
★★


たんじょうびのふしぎなてがみ 作・エリック・カール 訳 もり ひさし 偕成社
Das geheimnis der acht zeichen by Eric Carle,1971
チムがみつけた謎の手紙。色々な形が書かれた暗号のような手紙をもとに 、ほら穴や、地下室へと「びっくりするようなもの」を探しにでかける。
宝捜しをしているようで、わくわくします。ページも形に切り取られ、変った趣向に子供たちも大喜びです。
★★★


モグラのイーニーがみつけたもの EENY, MEENY, MINEY MOLE by Jane Yolen,1992
作・ジェーン・ヨーレン 絵・キャスリン・ブラウン 訳・こだま ともこ 冨山房
3匹のモグラ姉妹の末っ子イーニーは、ミミズやムカデやヘビに聞いた「光・昼・夏」に興味津々。イーニーはとうとう地面の上に出てみる。
絵がかわいらしくて好きです。地面から出た瞬間の、草や花のにおい、 ほんのりとやさしい風、光、昼、春のあふれた情景が素敵でした。
★★★


ピクニックにいこう 作・パット・ハッチンス 訳・たなか あきこ 徳間書店 
We're Going on a Picnic! by Pat Hutchins,2002
いい天気なので、ピクニックに行くめんどり、かも、ガチョウ達。ところが、かごの中のお弁当は空っぽ。 もう一度、お弁当の用意をして出かけた。
絵の隅々に犯人が隠れていて、 お弁当を食べているのに、めんどりたちは気づかない。子供たちが、「ほら、食べられているよ〜」って。 楽しい本でした。
★★★


ぼくどうしよう 作・薫 くみこ 絵・武田 美穂 ポプラ社
おじいちゃんが「お酒に飲まれた」と聞いて、 じゃ、リンゴにかじられるのか? アイスになめられるのか? 椅子に座られたり、積み木に積まれたり、 粘土にまるめられたりするのか?
なるほど、子供らしい発想ですね。そんな発想をしなくなった息子達ですが、笑って見ていました。
★★


だじゃれはだれじゃ 作・まど・みちお/阪田 寛夫 絵・かみや しん 小峰書店
だじゃれの詩集。言葉遊び集。
最近オヤジギャグにはまる長男は、大笑いしながら目は真剣。引き込まれてました。


どっちーぬくん 作・あきやま ただし すずき出版
みんなと遊ぼうと張り切って出かけたのに、皆、用事があるから待っていてと言う。どっちーぬくんは 「ぼくとご用とどっちがだいじなの?」といじける。


まいごになったぞう 作・てらむら てるお 絵・むらかみ つとむ 偕成社
まいごの象の赤ちゃん、「あばば、うぶー」としか喋らない。 きりん、かば、ワニ、ライオンとリレーされるうち、象のおかあさんに辿り着く。


あなにおちたぞう 作・てらむら てるお 絵・むらかみ つとむ 偕成社
穴に落ちた象を救出すべく、「おおきなかぶ」を連想するような話が展開。 お次は、石を落として足場をあげて、脱出する。


ころわんのたからさがし 作・間所 ひさこ 絵・黒井 健 ひさかたチャイルド
ころわんと ちょろわんは、どんぐり林でおじいさん犬に会った。 おじいさん犬は、子供の時に大事なものを 埋めたのを思い出し、探していた。


すっぽんぽんのすけ せんとうへいくのまき
作・もとした いづみ 絵・荒井 良二 すずき出版
初めて行った銭湯で、動物たちの鳴き声がした。 そこへ、すっぽんぽんのすけが登場。悪い忍者をやっつける。


とらのゆめ 作・タイガー立石 福音館
夢の世界へ出て行った とらきち。不思議な絵や話が展開する。
すいかになったり、トラに戻ったりしながら、「ぐうぐうぐう」と テンポ良くページがすすむ。ナンセンス絵本


きのこはともだち 作・下田 智美 構成・松岡 達英 偕成社
探す、みつける、食べる、きのこの絵本。どんなきのこが、どんな場所に生えているか。 食べてはいけない毒キノコなどを紹介。料理のレシピなどものっている。


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