タンゲくん 福音館
|
ある日、片目の潰れたネコがやってきた。タンゲという名前をつけて、うちのネコになった。
だけど、外に行ったタンゲくんが何をしているのかは、わからない。タンゲくんと呼んでも、よそのネコと逃げてしまう。
ネコらしいネコのタンゲくん、片目が潰れた訳はわからないけど、
きっとネコらしい理由なのでしょう。主人公の女の子が、タンゲくんの外での生活を、あれこれ考えて、
ヤキモチをやいている微妙な女心が可愛いらしくて大好きです。
★★★ 講談社出版文化賞受賞。 |
わたしがおひさまだったら 福音館2004 こどものとも584号
| 私がお日様だったら 鳥に歌えと、花に咲けと、犬に走れと、野菜におおきくなあれ、
美味しくなれと 笑って遊ぶ。 元気な女の子のエネルギーがどんどん伝わって、こちらまで
元気になりそうです。 ★ |
コッコさんシリーズ
コッコさんのかかし 福音館
|
コッコさんは、お父さんと、お兄ちゃんといっしょに案山子を作り、畑に立ててもらった。
海賊の格好の案山子は、梅雨の日も暑い日も台風の日もずっと立っていた。
よき時代の日本を、田舎を、故郷を
思い出すような季節ごとの絵が好きです。実り豊かな秋の絵は特に気に入っています。
★★★ |
おやすみなさいコッコさん 福音館
|
お月様が、まだ起きているコッコさんに、「雲も池の水も眠ったよ」と次々と語りかける。
「コッコはねむらないもん」とコッコさんは頑張って起きていようとする。
眠るのがもったいないコッコさん、睡魔がいつの間にか襲ってきました。本を閉じながら、おやすみなさい。
★★ |
コッコさんのおみせ 福音館
|
コッコさんがカレー屋さんをしている。誰もお客が来ないので、カレーとサラダの出前をする。
★ |
コッコさんとあめふり 福音館
|
てるてる坊主を作ったが、雨は降り止まない。てるてる坊主の中に手紙や宝物を入れたが、やはり雨が降る。
そこで、てるてる坊主が疲れているんだと、布団をしいて休ませてあげた。
てるてる坊主が疲れているんだと思う発想に唸りました。息子達との何気ない生活の中でも、
はっと驚くことがよくあります。大人にはない発想ですが、大人も子供だった時、こんな発想をしていたのでしょうね。
★ |
コッコさんのともだち 福音館
|
コッコさんは、保育園のみんなと遊べず一人ぼっち。先生が「二人ずつ手を繋ぎましょう」と言った時に、
同じく一人ぼっちのアミちゃんを見つける。
★★ |
片山 健さんの絵
◆戻る
◆もくじへ
◆HPトップへ
|