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なべ塾読み聞かせもくじ著者別索引


筒井頼子
Yoriko Tsutsui


1945年、東京生まれ。埼玉県立浦和西高校卒業


オススメ度 ★〜★★★
ながれぼしをひろいに 絵・片山 健 福音館
クリスマスイブに、みふで(主人公の女子)はずっと、起きていようと思った。  「サンタさんに会うんだ 絶対に会うんだ」 カーテンを開けていたら、大きな赤い星が流れ すいどう山に落ちた。 みふでは、その星をサンタさんにプレゼントしようと思った。「あの流れ星を拾いに行こう」すいどう山へ向かう途中、 風に笑われたり、枯草や粉雪に励まされたり、カラスに意地悪されたり・・・
「サンタさんに会ってみたい」子供ならきっとそう思いますね。
★★


とんことり  絵・林 明子   福音館
新しい町に引っ越してきた、かなえの所に「とんことり」と音がして郵便が届く。 それは、すみれの花だった。  また、次の日も「とんことり」とタンポポが届く。 そして、次には手紙が届く。
新しい町は、ちょっぴり不安だけど、新しい出会いもあります。そんな幼少の頃を思い出しながら 読みました。林明子さんの絵が素晴らしいですね。かなえは殆どが後姿なのに、 嬉しさ、楽しさなどの様々な気持ちが伝わってきます。
★★★


はじめてのおつかい 絵・林 明子  福音館
ママからおつかいを 頼まれたみいちゃんは、 1人で牛乳を 買いに行く。初めてのおつかいするので、はっとしたり、 どきどきしたり、ハラハラしたり、、、
みいちゃんの、緊張感や不安、泣きたくなる感じが、ひしひしと伝わります。  最後には、信頼されやり遂げた喜びと達成感でいっぱいの笑顔です。有名な絵本です。
★★★


あさえとちいさいいもうと 絵・林 明子  福音館
お母さんは、あさえの妹が寝ている合間に出かけるが、妹が起きて来てしまった。 あさえは、妹を喜ばそうと 地面に絵を描いていたが、ふと気づくと姿がない。 あさえは慌てて、探し回る。
子供の目線の高さで描かれている足元だけの大人や、高い塀は、威圧感があります。 あやちゃんを見つけた時に、緊張が解け ほっとした表情にかわるところが大好きです。 妹を抱きしめているあさえにほのぼのとして、「良かったね」と話しかけたくなります。
★★★


いもうとのにゅういん 絵・林 明子  福音館
妹が盲腸の手術で、入院することになった。 妹のことも心配だし、お母さんにも会いたい。  妹には触らせていない大切な人形を持って、翌日、お父さんとお見舞いに行く。
喧嘩ばかりしていても、居なくなると寂しいのが兄弟(姉妹)。  緊急事態を察して、必死に頑張るお姉ちゃん、えらいえらい! たった一晩で、大きく成長しました。
★★★



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