オオカミくんのホットケーキ 作・ジャン・フィアンリー 訳・まつかわ まゆみ 評論社
Mr Wolf's Pancakes by Jan Fearnley,1999
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オオカミくんは、ホットケーキが食べたくなった。「ブレーメンの音楽隊を引退したおんどり」に作り方の本を読んでもらいたかった。
「ねむりこぞう」に買い物リストを 書いてもらいたかった。「ショウガパンマン」にお金を 数えてもらいたかった。
「赤頭巾ちゃん」に買い物カゴを 借りたかった。「3匹のこぶた」に手伝ってもらいたかった
でも、意地悪で意地汚いご近所の連中は ドアをピシャリとしめて断る。 童話にゆかりのあるキャラクターの登場で、パロディなところも笑えますが、最後の驚愕なオチに大笑い。
大変おもしろいです。でも、笑っていいのかちょっと疑問ですね。絶対読んで見てください。
★★★ |
だるまちゃんとてんぐちゃん 作・加古 里子 福音館 1967
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てんぐちゃんの持ち物が、欲しくて仕方の無いだるまちゃん。大きなだるまどんが、色んな種類の欲しいものを用意するが、
てんぐちゃんの意に添うものが無い。そこで、創意工夫して、あつらえてゆく。
最後に顔にある鼻が欲しいのに、花を用意した大きなだるまどん。名誉挽回で頑張っちゃう!
★★★ |
さんまいのおふだ 再話・水沢 謙一 絵・梶山 俊夫 福音館 新潟の昔話(1978)
Three Magic Amulets - an Old Japanese Tale |
おばばに食べられそうになった小僧は、便所の神様にもらった三枚のお札を持って逃げる。
順に、後ろにお札を投げ、ピンチを切り抜け和尚さんの所まで辿り着く。
おばばの追いかける迫力が凄くて、スリル満点です。5歳の息子は怖くて忘れられないとぼやいていました。
結びの言葉、「いちごさかえたなべのした ガリガリ」の「いちごさかえた」は、
一生涯栄えたという意味。昔話などの結びの決まり文句で「めでたし、めでたし」などと同じ意味。
「なべのした」の意味はわからなかった。
★★★ |
かえるのつなひき 作・儀間 比呂志 福音館 1972 |
稲に悪い虫がつき、焼き払い命令が出たのを知ったカエル達。「米がなければ、人間は、我らカエルを食うだろう」そこで、
お祭りをして虫達を驚かし水に落とし稲を救おうと考えついた。
沖縄弁の混じった独特の語りべに魂を奪われたかのような息子達。
版画家、儀間さんの絵は、躍動感があり個性的ですね。
★★★ |
おしえてウルトラマン 作・宮西 達也 学研
Tell me please, ULTRAMAN by Tatsuya Miyanishi,1988
| 小学生、中学生、主婦、OLなどの悩みに答えるウルトラマン。
★ |
たぬきちおばけになる 作・せな けいこ 童心社 1997
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一人前のたぬきは、おばけに化けれなきゃいけない。そこで、本物のオバケの先生のところへ、たぬきちは通う事になった。
★ |
おばけのこもりうた 作・せな けいこ 童心社 2003
| ひとつ、一つ目小僧が・・・ふたつ、舟幽霊が・・・数え歌。
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よくばりぎつねのじろろっぷ 作・おの りえん 絵・たるいし まこ 福音館 1997
| よくばりなキツネのじろろっぷに、とうさん、かあさんも困り顔。
ある日、魔法の靴を横取りして走り出したら止らなくなった。欲張って色々なものを、もらいながら走っていく。
★ |
ピーマンマンのありがとうっていえるかな 作・さくら ともこ
絵・中村 景児 PHP 2004 | プレゼントをもらったり、親切にしてもらった時には何ていうのかな?
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バーバパパのクリスマス 作・アネットチゾン・タラスティラー
訳・やました はるお 講談社 9 Barbapapa's Christmas by Annette Tison & Talus Taylor,1997
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クリスマスツリーを探しにでかけたバーバパパ、鳥やリスの家の木だったり、
動物達の森の木だったり、木を切れないまま、子供たちの待っているおうちへ帰る。
★ |
かいぞくのうた 作・和田 誠 あかね書房1996 |
本を読んでいたら 海賊になりたくなり、子分をひきつれ船出する。貴族から奪った宝を 宝島に埋めて、海賊の歌を歌う。
★ |
キャプテンうみへいくThe Sailer Dog by Margaret Wise Brown,2003
作・マーガレット・ワイズ・ブラウン 絵・ガース・ウィリアムズ 訳・ひがし はるみ 徳間書店
| 船乗りになりたい犬 キャプテンが船長になり旅にでる。
嵐に会い漂着するが、壊れた船を修理して、また船旅に出る。
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たまこさんがきた 作・すとうあさえ 絵・末崎 茂樹 偕成社 2001
| うさむさんの奥さんがお産で入院したので、働き者のたまこさんが、お手伝いにやって来た。
最初は、打ち解けれなかった たむ君も次第に心を開く。
★ |
なんぎなたんけんたい 作・佐々木 マキ 小学館 1966
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4人の探検隊の冒険の先には、ヘビのような葉っぱを持つ不思議な花や、砂を食べて石のうんちをする鳥など、難儀なことがいっぱい。
★ |
王さまとかじや 作・ジェイコブ・ブランク 絵・ルイス・スロボドキン
訳・八木田 宜子
The King and the Noble Blacksmith by jacob Bianck esq,2001 徳間書店
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ホレイショ王には、身の回りを全てやってくれる、算数大臣、お天気大臣、テーブル大臣、寝室大臣、お風呂大臣達がいた。
しかし、カラスが王様のかんむりを奪い木の上にとまると、「盗まれたかんむりをとりもどす大臣」がいなくて困る。
★ |
きつねのテスト 作・おざわ ただし 絵・片山 健
ビリケン出版 1998 |
キツネのテストの家に迷い込んだのぶこ。第一問は、二つの椅子のうち、座ると猫になる椅子を選べば正解。
次の問題は黄色と青の粘土、ダルマになる方を選べば正解。
最後にカレーパンになるトラを選び、全問正解すると「カバの女の子」になれるという。
不思議なテストを淡々とこなすのぶこが、また不思議です。
表情のあるキツネに対して、無表情なのぶこさんや、迫力ある動物の顔も印象的でした。
★★★ |
あくび 作・中川 ひろたか 絵・飯野 和好 文渓堂 1999 |
それをみた〇〇にあくびがうつり、あくびのリレーが続いていく。 最後に「ぼく」
にあくびがうつって、寝てしまいます。実は読者にあくびがうっつってたりして・・・。寝る前にお薦めだったりします。笑
★★★ |
しわしわしわ・・・ 作・井上 洋介 文渓堂 1995
| としをとると、しわしわになる。百円玉も、ビルも、自動車も 皆、しわしわしわ。
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くいしんぼうのはなこさん 作・いしい ももこ
絵・中谷 千代子 福音館 1965
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わがままで、食いしん坊の牛のはなこは、牧場の食べ物を独り占めして、お腹がガスでパンパンに膨れ上がりアドバルーンのようになる。
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