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瀬名恵子(せなけいこ)
Keiko Sena


東京うまれ。民話などをもとにしたユーモラスなお話と、独特な味わいのある貼り絵が魅力的。
「おばけ絵本」シリーズ「ちいさなうさぎ はんしろう」シリーズなど。


1970年「いやだいやだの絵本」でサンケイ児童出版文化賞受賞。


子供にとって「お化け」は怖いけれど興味深い存在です。せなさんの ユーモラスなお化けのお話に、いつも魅了されます。ぬくもりが伝わる貼り絵も好きです。


オススメ度 ★〜★★★
ふゆのおばけ 金の星社
お化けといえば、夏に出てくるもの。それでは、冬のお化けは? 雪女が雪を降らせると、お化け達はみんな雪合戦を始める。


たぬきちおばけになる 童心社 1997
一人前のたぬきは、おばけに化けれなきゃいけない。そこで、本物のオバケの先生のところへ、たぬきちは通う事になった。


おばけのこもりうた 童心社 2003
ひとつ、一つ目小僧が・・・ふたつ、舟幽霊が・・・数え歌。


はらぺこゆうれい 童心社 1999
はらぺこゆうれいは、はらぺこで食べ物が欲しかった。太ったゆうれいが「人間をいたずらして脅かすと食べ物を供えてくれる」 と言うので一生懸命、杵と臼を使って脅かした。ところが、ひとりでに餅がつけるとあって、人間はもち米をいれ お餅をたくさんつかせた。
前半は中国の幽明録から引用し、後半はせなさんが考えたお話。


9ひきのうさぎ ポプラ社 2004
9ひきの うさぎさんが たろうちゃんの 畑のキャベツを残らず食べた。 怒ったたろうちゃんは、 いたずらうさぎを 捕まえるが、ピンクのうさぎに「許してあげて」と言われて うさぎさん達と いっしょにキャベツを作ることにした。
テンポのいいフレーズ、収穫したキャベツをひとつずつ持つ うさぎさんの後姿の貼り絵が かわいらしい。


まほうつかいとねこ すずき出版 1995
魔法使いは、満月の晩の集会に連れて行く黒猫を募集していた。 雪の降る日、寒さにこごえて迷い込んだ白猫と、 数日いっしょに暮らすうち、妙案を思いつく。 白猫に、黒いセーターを着せて、連れて行くことにした。
魔法使いの集会で、熱くなっちゃった、ってセーターを脱いだ時、「白猫だ!」 と戦慄が走って焦ったけど・・・めでたしめでたしで良かったね。
★★★


ろくろっくび  童心社 1995
隣に引っ越してきた おはなちゃん はろくろっ首だった。
かわいいお化けです。


クリスマスったらクリスマス ポプラ社 2002
サンタさんは、小クマを冬眠させる「グーグージュース」を飲んですっかり寝込む。 かわりにウサギのうさこと お化けがプレゼントを配ることになった。



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