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佐々木 マキ
Maki Sasaki


1946年、神戸市生まれの男性。 京都市立美術大学中退。漫画家・イラストレ−タ−・絵本作家として幅広く活動。   村上春樹さんの初期のカバ−装画で有名。






ねむいねむいねずみシリーズ



オススメ度 ★〜★★★
ねむいねむいねずみはおなかがすいた PHP
旅をしていたねずみは、お腹がすいて今にも倒れそうだった。せっかく見つけた木の実はヘビさんに食べられるが、珍しいきのこを発見する。


ねむいねむいねずみのあまやどり  PHP
旅をしていたねずみは、雨に降られて見知らぬ家で雨宿り。そこで、ネズミ捕りのチーズを杖で取って食べ、ひと眠りした。 壊れたおもちゃのトラックを修理して、町外れまで乗せてもらう。
ねむいねむいねずみが寝ると、必ずお母さんの夢もみるね。


ねむいねむいねずみとなきむしぼうや PHP
ねずみが昼寝をしていたら、ハゲタカにさらわれ、雛鳥のエサにされそうになった。この雛達はちっとも泣き止まない。






ムッシュ・ムニエルシリーズ

ムッシュ・ムニエルのサーカス 絵本館 2000 
魔術師のムッシュムニエルは、サーカスで手品をすることになった。 ムッシュムニエルが呪文を唱えると、間違えて観客が卵になってしまう。  あわてて戻そうとすると、観客は元に戻ったが、綱渡りのメリーさんの足が伸びてしまう。ひとつ直すたびに、ひとつ変になる呪文。
 唱えるたびに、どこかが直って、どこかが変になるのかを 探すのは楽しいですね。 韻をふんだ呪文も、よく読んでみるとおもしろいですよ。
★★


ムッシュ・ムニエルとおつきさま 絵本館 2001
魔術師のムッシュ・ムニエルは女の悲しい歌声を空き瓶に吸い込んだ。それに火をつけると、 花火が上がって月が落ちてきた。ニッチモ博士とサッチモ博士は月を横取りし、研究室に逃げ込んだ。
ムッシュ・ムニエルのお話はちょっと出鱈目で不思議なのがおもしろいですね。お空にお月様がいっぱいで楽しい話です。
★★








なんぎなたんけんたい    小学館 1996
4人の探検隊の冒険の先には、ヘビのような葉っぱを持つ不思議な花や、砂を食べて石のうんちをする鳥など、難儀なことがいっぱい。


ぼくがとぶ     福音館 1975
飛行機を作って、昼も夜も世界中を飛んで、行き着いた先は・・・
文章が少ない絵本ですが、絵は素敵だし、最後のオチが笑えます。なんで、ここなの?  でもアザラシの大群がなんともいえず、かわいらしいです。
★★


またおとうさんですよ     ひかりのくに 1994
ぶたの親子、おばけの親子、うさぎの親子の三つのお話。


そらとぶテーブル   福音館 2002
The Flying Table by Maki Sasaki,2002
不思議な空飛ぶテーブルは、行きたいところへ飛んでいくテーブルだった。行く先々で 友達が ひとりずつ増えてゆく。







佐々木 マキさんの絵



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