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加古里子 かこさとし
Satoshi Kako


1926年福井県生まれ、1984年東京大学工学部応用科学科卒業。 科学技術と教育文化のコンサルタント。 お話絵本から自然科学の知識絵本まで 幅広く手がける。


オススメ度 ★〜★★★





だるまちゃんシリーズ

永遠のベストセラー絵本

だるまちゃんとてんぐちゃん  福音館 1967
てんぐちゃんの持ち物が、欲しくて仕方の無いだるまちゃん。大きなだるまどんが、色んな種類の欲しいものを用意するが、 てんぐちゃんの意に添うものが無い。そこで、創意工夫して、あつらえてゆく。
最後に顔にある鼻が欲しいのに、花を用意した大きなだるまどん。名誉挽回で頑張っちゃう!
★★★


だるまちゃんととらのこちゃん作・ 福音館 1984
だるまちゃんは、ペンキ屋のとらのこちゃんの おうちへ遊びに行った。そして、黄色い土や 赤い泥の、 雨が降れば落ちる自然のペンキで 町じゅう落書きして歩く。
落書きが評判になり、とらのこちゃんのおうちも大繁盛!
★★★


だるまちゃん・りんごんちゃん  瑞雲舎 2003
りんごん村のりんごんちゃんに招かれただるまちゃん。遠い遠い山奥まで出かけ、 色々なりんごを見たり、人形劇を見たり、踊ったりりんご祭りを楽しんで帰る。
実際にかこさとしさんが、長野県の飯田市の人形劇フェスタに参加してできたお話。


だるまちゃんとかみなりちゃん  福音館 1968
かみなりちゃんの、変なまるいものが木の枝にひっかかった。それを取ろうと、必死のだるまちゃん。 そこへ、大きなかみなりどんがやって来て、だるまちゃん達を、雷公園のプールに連れて行く。

★★★


だるまちゃんとうさぎちゃん  福音館 1972
冬の間、だるまちゃんとうさぎちゃんは、色々な雪だるまを作ったり、てぶくろでウサギの人形を作ったり、 うさぎのナフキン、うさぎの帽子を紙で折ったり楽しく過ごした。
作り方が乗っているので、本を見ながら実際にやって楽しめるよ。
★★★


だるまちゃんとだいこくちゃん 福音館 1991
「大黒ちゃんの打ち出の小槌を さらさら振れば 望みの品が えい えい えい」うらやましくなった だるまちゃんは  打ち出の小筒を作った。「うちでの小筒を がさがさ振れば 願いの物が おう おう おう」
望みのもの、願いのものが ざくざく出てきて楽しそう。
★★






あめのひのおはなし  小峰書店 1997
雨の日、さあちゃんとゆうちゃんはお母さんを迎えに行った。かえるちゃん、あひるちゃん、 たぬきくん、くまどんが出てきて、一緒についてきた。


かぜのひのおはなし  小峰書店 1998
かぜの強い日、風車や、ころころぐるま、たこを上げて遊んだ。


くもりのひのおはなし    小峰書店 1988
曇りの日、明日の天気を占って靴を飛ばすと、皆の結果はバラバラだった。
上向きが晴れ、下向きが雨、横が曇りというのはあったけど、 雪とかアラレとかあった?笑








ぞうのむらのそんちょうさん  偕成社 1985
火事をいち早く知らせた白い象は 逃げ足が遅いので、他の象のように逃げれず、炎に包まれる。 お母さん象は、自分を犠牲にして白い象を助ける。そして、象の村の象たちは、力が弱くても優しく心豊かな象を村長に選ぶ。 
★★★


どろぼうがっこう 偕成社
泥棒学校には、くまさかとらえもん先生とかわいい生徒達がいる。宿題は「あしたまでに泥棒すること」。 そんなある日、隣村まで遠足に行くことになった。集合は夜の10時、持ち物はねじまわしと、出刃包丁。
一番、大きな屋敷を選んで、盗みにはいった、先生と生徒達に待っていた、運命とは・・ムフフ


まさかりどんが さあ たいへん 作・ 小峰書店 1996
まさかりどんがやって来て、大きな木を倒す所からお話が始まる。歌のような文と、次から次へとあらわれる木工道具達。  そして、見事なグランドピアノと椅子を作り上げる。 次に、裁縫道具がやってきて、ドレスを作り、 最後に、ネジだの、集積回路だの、LSIだのが集まってきてロボットを作る。
最初のページからは、決して想像できない結末。さすが、理系絵本作家だな、と唸りました。
★★


サザンちゃんのおともだち  偕成社 1973
サザンちゃんは学校が終わってから、林で動物の子供たちに、今日習ったことを教えていた。動物の子供達は、 サザンちゃんに教えてもらうのを楽しみにしていたが 日曜日は学校がお休み。サザンちゃんはがっかりする 動物の子供たちに、村の祭りの用意をして踊りくらべに参加しようと提案する。


わっしょい わっしょい ぶん ぶん ぶん     偕成社 1973
欲張りアクマは、皆が楽器で音楽を楽しむのが羨ましい。そこで、アクマは魔法を使って国中の楽器を盗んでしまう。 皆は、代用品や手作りのもので「ちょっと変な楽器」を作りまた楽しんでいる。
私は数えていませんが、人物が1094人、動物が465匹、物や道具が294種類描かれているそうです。とても賑やかな絵本です。


ゆきのひ 福音館 1966
ちらちらと雪が降り 次第に積もり 雪深くなる。山での大人の仕事、子供の遊び、町での暮らし、冬の楽しさ、厳しさのお話。
馬ソリ、かんじき、囲炉裏などを説明しながら読みました。 雪国の冬の間の様々な暮らしの知恵が紹介されています。
★★



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