nabejuku

なべ塾>読み聞かせもくじ>バックナンバー





[2004年春休み]
No.19


オススメ度 ★〜★★★
とんでけかぼちゃ 作・あきやま ただし ひさかたチャイルド
畑のかぼちゃは、空を飛んでみたかった。「わたしはとべるよ」と手袋がぱふぱふ飛んだり、 ぶたが鼻提灯でぷうーっと、石がどろろーんと、おうちさんがどっかーんと飛ぶ。 「あんまり考えないで頭を使って飛んでごらん」と言われ、かぼちゃは・・・。
そんな馬鹿な!!不可能が無理矢理、可能になって実に痛快。
★★★


はらぺこあおむし 作・エリック・カール 訳・もり ひさし 偕成社 
The very hungry caterpillar by Eric Carle,1969
葉の上の卵から、お腹がペコペコの青虫になり、蛹から綺麗な蝶々へ変身する。
有名作。
★★


しりたがりのこひつじ 作・アーノルド・サンドガード 絵・エリック・カール 訳・くどう なおこ
The lamb and the butterfly by arnold sundgaard,1988  偕成社
こひつじは、蝶々に興味津々、「あなたのお母さんはどこにいるの?」 「おうちはどこ?」「どこで眠るの?」「なんでぱたぱたするの?」と次から次へと質問する。
エリック・カールの貼り絵の鮮やかさが蝶の美しさで際立ちます。
★★★


しろくまくんなにがきこえる? 作・ビル・マーチン 絵・エリック・カール
Polar bear, Polar bear, what do you hear? by Bill Martin,1992 訳・おおつき みずえ 偕成社
しろくまくんに聞こえるライオンの吠える声。ライオンに聞こえるカバの鼻の音。カバに聞こえるフラミンゴの歌。
次から次へと登場する色鮮やかな動物達の貼り絵。動物園に訪れた子供たちの楽しさ賑やかさが伝わります。
★★


どのくらいおおきいかっていうとね 作・舟崎 靖子 絵・にしかわ おさむ 偕成社
くまさんの靴はキツネのリュックくらい大きくて、はりねずみの車くらい大きい。 くまさんの鍋はうさぎさんのお風呂くらい大きくて、ねずみさんのプールくらい大きい。 どのくらいおおきいかっていうとね、、、の繰り返し絵本
最後に食べたホットケーキがどのくらいおおきいかっていうとね、キツネさんの布団くらい。
★★


さかなはさかな かえるのまねしたさかなのはなし  Fish is fish by leo lionni,1970
作・レオ・レオニ 訳・谷川 俊太郎 好学社  
おたまじゃくしと魚が仲良く池に住んでいた。おたまじゃくしは、やがてカエルになり池の外へ出て行った。 ある日、戻ってきたカエルは、とてもかわったもの、鳥や牝牛や人間、世の中の話をした。 カエルのように飛び回って、素晴らしい世の中を見たくなった魚は、岸へ飛びあがる。
★★★


あめのひのおはなし 作・かこ さとし 小峰書店 1997
雨の日、さあちゃんとゆうちゃんはお母さんを迎えに行った。かえるちゃん、あひるちゃん、 たぬきくん、くまどんが出てきて、一緒についてきた。


かぜのひのおはなし 作・かこ さとし 小峰書店 1998
かぜの強い日、風車や、ころころぐるま、たこを上げて遊んだ。


くもりのひのおはなし 作・かこ さとし 小峰書店 1988
曇りの日、明日の天気を占って靴を飛ばすと、皆の結果はバラバラだった。
上向きが晴れ、下向きが雨、横が曇りというのはあったけど、雪とかアラレとかあった?笑


まよなかのぼうけん 作・フィリップ・デュマ 訳・やまぐち ともこ 福音館
La petite geante by Philippe Dumas,1977
小さくなった女の子は、真夜中に人形の二人といっしょに冒険に出る。 犬の背にのり、草原をかけ、鴨とともに泳ぎ、ウサギの家で玉葱スープを飲む。 夜明けが近づき、小さい女の子はもとの大きさに戻る前に、家のベッドへもぐりこむ。
ベッドへもぐりこんだ女の子の絵が好きです。


ザバジャバ ジャングル 作・ウィリアム・スタイグ  訳・おがわ えつこ セーラー出版
The zabajaba jungle by William Steig,1987
レオナルドは未開の色鮮やかなジャングルを、何故かはわからないけれど進んでいた。 様々なアクシデントやピンチを切り抜け、不思議な冒険の先にみつけたものは両親だった。
まるで、夢の中のお話のようですね。。


ジークの魔法のハーモニカ 作・ウィリアム・スタイグ 訳・木坂 涼 セーラー出版 
Zeke Pippin by William Steig,1994
ジークはゴミ集めの車から落ちたハーモニカを拾った。それは、音色を聞いた人を 眠らせる魔法のハーモニカだった。
★★


あのときすきになったよ 作・薫 くみこ 絵・飯野 和好 教育画劇 
かさまつさんは、おしっこをもらしす「しっこさん」と、ブランコで喧嘩をした。悪口が体中で暴れまわるほどだったのに、 金魚のお墓をいっしょに作ったり、連絡帳を届けてもらううちに仲良くなる。かさまつさんが、おしっこをもらした時 、しっこさんは花瓶をひっくり返しかばってくれた。
絵がダイナミックで迫力満点。ゆいこさんとしっこさんの感情が ページいっぱいに押し出されていて圧倒されます。お話もいいですね。
★★★


ママとパパをさがしにいくの 作・ホリー・ケラー 訳・すえよし あきこ
Horace by Holly Keller,2000
ホラスには素敵な両親がいたが、体の模様が皆とは、違っていた。ホラスは、「本当のパパとママ」を探しに旅に出た。


サンタのおもちゃ工場 作・たむら しげる メディアファクトリー 
サンタさんから届いた手紙には「もうすぐクリスマスです。雪だるまを作るのを 手伝ってください」と書いてある。さっそく北極に行ったルネくんは、雪だるまを作る。 サンタさんが呪文を唱えると、雪だるまたちは動き出し、おもちゃ工場を作り、おもちゃを作りはじめる。


100ぴきのあり おなかぺこぺこ One hundred hungry ants by Erinor J. Pinczes ,1993
作・エリノア・ピンチェス 絵・ボニー・マッケイン 訳・ひがし はるみ 文化出版社
1列になって、ごちそうを目指す100匹のあり達。このままでは、時間がかかりすぎるからと、 50匹ずつ2列になる。 しかし、それでも時間がかかると、25匹ずつ4列になる。
「やっほっほーい、ピクニック!ごちそう たくさん いただこう!」と掛け声もテンポよく楽しい。最後は100列になるんじゃないかと、 ハラハラしちゃいました。笑
★★★


きりかぶのともだち 作・なかや みわ 偕成社  2003
一人ぼっちの切り株の横にタンポポが咲いた。 二人は毎日喧嘩ばかりしていた。タンポポはやがて綿毛になり旅立ち居なくなる。 切り株は「せいせいした」と話し相手の居ないまま、秋がきて冬が過ぎ、春が来る。
喧嘩友達っているよね。喧嘩するんだけど、居なくなると寂しいよね
★★★


ぼくのへやにうみがある There's a Sea in my Bedroom by Margaret wild, 1984
作・マーガレット・ワイルド 絵・ジェーン・ターナー 訳・しろた のぼる ほるぷ出版
海が嫌いなデビッドは海の音がつまった巻貝を拾った。 部屋に持ち帰り「出ておいで海よ」と囁くと、貝の中から海が部屋一杯に広がっていった。
苦手だった海と仲良しになれたお話ですが、絵が素敵です。 部屋に広がった海は、ファンタジックですし、少年の表情が生き生きとしていて、魅了されます。
★★★


だれかそいつをつかまえろ! Stop that picklei by Peter Armour,1993
作・ピーター・アーマー 絵・アンドリュー・シャケット 訳・二宮 由紀子 ブックローン出版
人間に食べられたくないピクルスが逃げ出した。それを追いかけて、ピーナッツバターや ジャムのサンドイッチ、プレッツェル、青りんご・・・美味しいもの達が彼を追いかける。
「なんでそうなるんだよぉ〜〜〜」と小1の感想。私もそう思います。笑
★★★ 1995年 日本絵本賞翻訳絵本賞


きんのストロー 詩・みずかみ かずよ 絵・長野 ヒデ子 国土社
詩集。子供が気に入ったのは、緊急自動車の詩「それいそげ」。私が気に入ったのは、春の訪れ「ふきのとう」や「いもむし」


ねずみくんのたんじょうかい 作・あさの ななみ 絵・中村 景児 PHP 
誕生日プレゼントに大きいものが欲しいというねずみくん。そこで、動物村の皆は、集まって相談する。 「ちっちゃなねずみくんに、ぴったりの大きなプレゼントって何だろう?」


おりょうりとうさん 作・さとう わきこ フレーベル出版 
父さんがカレーライスを作ろうとすると、足の付いたお鍋や包丁、野菜が「父さんじゃ、いやだいやだ」 と逃げる。母さんと子供たちも、おそるおそる食べてビックリ。とても美味しかった。 次の日、父さんが会社に行こうとすると「父さんじゃなきゃ、いやだいやだ。」と鍋や野菜がぞろぞろついてきた。


◆戻る   ◆もくじへ   ◆HPトップへ