とんでけかぼちゃ 作・あきやま ただし ひさかたチャイルド
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畑のかぼちゃは、空を飛んでみたかった。「わたしはとべるよ」と手袋がぱふぱふ飛んだり、
ぶたが鼻提灯でぷうーっと、石がどろろーんと、おうちさんがどっかーんと飛ぶ。
「あんまり考えないで頭を使って飛んでごらん」と言われ、かぼちゃは・・・。
そんな馬鹿な!!不可能が無理矢理、可能になって実に痛快。
★★★ |
はらぺこあおむし 作・エリック・カール 訳・もり ひさし 偕成社
The very hungry caterpillar by Eric Carle,1969
| 葉の上の卵から、お腹がペコペコの青虫になり、蛹から綺麗な蝶々へ変身する。
有名作。
★★ |
しりたがりのこひつじ 作・アーノルド・サンドガード 絵・エリック・カール 訳・くどう なおこ
The lamb and the butterfly by arnold sundgaard,1988 偕成社
| こひつじは、蝶々に興味津々、「あなたのお母さんはどこにいるの?」
「おうちはどこ?」「どこで眠るの?」「なんでぱたぱたするの?」と次から次へと質問する。
エリック・カールの貼り絵の鮮やかさが蝶の美しさで際立ちます。
★★★ |
しろくまくんなにがきこえる? 作・ビル・マーチン 絵・エリック・カール
Polar bear, Polar bear, what do you hear? by Bill Martin,1992 訳・おおつき みずえ 偕成社
| しろくまくんに聞こえるライオンの吠える声。ライオンに聞こえるカバの鼻の音。カバに聞こえるフラミンゴの歌。
次から次へと登場する色鮮やかな動物達の貼り絵。動物園に訪れた子供たちの楽しさ賑やかさが伝わります。
★★ |
どのくらいおおきいかっていうとね 作・舟崎 靖子 絵・にしかわ おさむ 偕成社
| くまさんの靴はキツネのリュックくらい大きくて、はりねずみの車くらい大きい。
くまさんの鍋はうさぎさんのお風呂くらい大きくて、ねずみさんのプールくらい大きい。
どのくらいおおきいかっていうとね、、、の繰り返し絵本
最後に食べたホットケーキがどのくらいおおきいかっていうとね、キツネさんの布団くらい。
★★ |
さかなはさかな かえるのまねしたさかなのはなし Fish is fish by leo lionni,1970
作・レオ・レオニ 訳・谷川 俊太郎 好学社
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おたまじゃくしと魚が仲良く池に住んでいた。おたまじゃくしは、やがてカエルになり池の外へ出て行った。
ある日、戻ってきたカエルは、とてもかわったもの、鳥や牝牛や人間、世の中の話をした。
カエルのように飛び回って、素晴らしい世の中を見たくなった魚は、岸へ飛びあがる。
★★★ |
あめのひのおはなし 作・かこ さとし 小峰書店 1997
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雨の日、さあちゃんとゆうちゃんはお母さんを迎えに行った。かえるちゃん、あひるちゃん、
たぬきくん、くまどんが出てきて、一緒についてきた。
★ |
かぜのひのおはなし 作・かこ さとし 小峰書店 1998
| かぜの強い日、風車や、ころころぐるま、たこを上げて遊んだ。
★ |
くもりのひのおはなし 作・かこ さとし 小峰書店 1988
| 曇りの日、明日の天気を占って靴を飛ばすと、皆の結果はバラバラだった。
上向きが晴れ、下向きが雨、横が曇りというのはあったけど、雪とかアラレとかあった?笑
★ |
まよなかのぼうけん 作・フィリップ・デュマ 訳・やまぐち ともこ 福音館
La petite geante by Philippe Dumas,1977
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小さくなった女の子は、真夜中に人形の二人といっしょに冒険に出る。
犬の背にのり、草原をかけ、鴨とともに泳ぎ、ウサギの家で玉葱スープを飲む。
夜明けが近づき、小さい女の子はもとの大きさに戻る前に、家のベッドへもぐりこむ。
ベッドへもぐりこんだ女の子の絵が好きです。
★ |
ザバジャバ ジャングル 作・ウィリアム・スタイグ
訳・おがわ えつこ セーラー出版 The zabajaba jungle by William Steig,1987
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レオナルドは未開の色鮮やかなジャングルを、何故かはわからないけれど進んでいた。
様々なアクシデントやピンチを切り抜け、不思議な冒険の先にみつけたものは両親だった。
まるで、夢の中のお話のようですね。。
★ |
ジークの魔法のハーモニカ 作・ウィリアム・スタイグ 訳・木坂 涼 セーラー出版
Zeke Pippin by William Steig,1994
| ジークはゴミ集めの車から落ちたハーモニカを拾った。それは、音色を聞いた人を
眠らせる魔法のハーモニカだった。 ★★ |
あのときすきになったよ 作・薫 くみこ 絵・飯野 和好 教育画劇
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かさまつさんは、おしっこをもらしす「しっこさん」と、ブランコで喧嘩をした。悪口が体中で暴れまわるほどだったのに、
金魚のお墓をいっしょに作ったり、連絡帳を届けてもらううちに仲良くなる。かさまつさんが、おしっこをもらした時
、しっこさんは花瓶をひっくり返しかばってくれた。
絵がダイナミックで迫力満点。ゆいこさんとしっこさんの感情が
ページいっぱいに押し出されていて圧倒されます。お話もいいですね。
★★★ |
ママとパパをさがしにいくの 作・ホリー・ケラー 訳・すえよし あきこ
Horace by Holly Keller,2000 |
ホラスには素敵な両親がいたが、体の模様が皆とは、違っていた。ホラスは、「本当のパパとママ」を探しに旅に出た。
★ |
サンタのおもちゃ工場 作・たむら しげる メディアファクトリー
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サンタさんから届いた手紙には「もうすぐクリスマスです。雪だるまを作るのを
手伝ってください」と書いてある。さっそく北極に行ったルネくんは、雪だるまを作る。
サンタさんが呪文を唱えると、雪だるまたちは動き出し、おもちゃ工場を作り、おもちゃを作りはじめる。
★ |
100ぴきのあり おなかぺこぺこ One hundred hungry ants by Erinor J. Pinczes ,1993
作・エリノア・ピンチェス 絵・ボニー・マッケイン 訳・ひがし はるみ 文化出版社
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1列になって、ごちそうを目指す100匹のあり達。このままでは、時間がかかりすぎるからと、
50匹ずつ2列になる。 しかし、それでも時間がかかると、25匹ずつ4列になる。
「やっほっほーい、ピクニック!ごちそう たくさん
いただこう!」と掛け声もテンポよく楽しい。最後は100列になるんじゃないかと、
ハラハラしちゃいました。笑 ★★★ |
きりかぶのともだち 作・なかや みわ 偕成社
2003 |
一人ぼっちの切り株の横にタンポポが咲いた。 二人は毎日喧嘩ばかりしていた。タンポポはやがて綿毛になり旅立ち居なくなる。
切り株は「せいせいした」と話し相手の居ないまま、秋がきて冬が過ぎ、春が来る。
喧嘩友達っているよね。喧嘩するんだけど、居なくなると寂しいよね
★★★ |
ぼくのへやにうみがある There's a Sea in my Bedroom by Margaret wild, 1984
作・マーガレット・ワイルド 絵・ジェーン・ターナー 訳・しろた のぼる ほるぷ出版
| 海が嫌いなデビッドは海の音がつまった巻貝を拾った。
部屋に持ち帰り「出ておいで海よ」と囁くと、貝の中から海が部屋一杯に広がっていった。
苦手だった海と仲良しになれたお話ですが、絵が素敵です。
部屋に広がった海は、ファンタジックですし、少年の表情が生き生きとしていて、魅了されます。
★★★ |
だれかそいつをつかまえろ! Stop that picklei by Peter Armour,1993
作・ピーター・アーマー 絵・アンドリュー・シャケット 訳・二宮 由紀子 ブックローン出版
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人間に食べられたくないピクルスが逃げ出した。それを追いかけて、ピーナッツバターや
ジャムのサンドイッチ、プレッツェル、青りんご・・・美味しいもの達が彼を追いかける。
「なんでそうなるんだよぉ〜〜〜」と小1の感想。私もそう思います。笑
★★★ 1995年 日本絵本賞翻訳絵本賞
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きんのストロー 詩・みずかみ かずよ 絵・長野 ヒデ子 国土社 |
詩集。子供が気に入ったのは、緊急自動車の詩「それいそげ」。私が気に入ったのは、春の訪れ「ふきのとう」や「いもむし」
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ねずみくんのたんじょうかい 作・あさの ななみ 絵・中村 景児 PHP
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誕生日プレゼントに大きいものが欲しいというねずみくん。そこで、動物村の皆は、集まって相談する。
「ちっちゃなねずみくんに、ぴったりの大きなプレゼントって何だろう?」
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おりょうりとうさん 作・さとう わきこ フレーベル出版
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父さんがカレーライスを作ろうとすると、足の付いたお鍋や包丁、野菜が「父さんじゃ、いやだいやだ」
と逃げる。母さんと子供たちも、おそるおそる食べてビックリ。とても美味しかった。
次の日、父さんが会社に行こうとすると「父さんじゃなきゃ、いやだいやだ。」と鍋や野菜がぞろぞろついてきた。
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