ねずみとくじら 訳 せた ていじ 評論社
Amos and Boris by William Steig 1971
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ねずみのエーモスが船旅をしている時、誤って海に落ち、くじらのボーリスに助けられる。二人は、友達になりそれぞれの暮らしにもどる。
長い年月が経ち、くじらのボーリスは嵐で浜辺に打ち上げられる。偶然にもエーモスが通りかかり、ゾウを呼んで助ける。
この先2度と会えないことも、絶対忘れないことも知っていた二人の別れ際が素敵でした。
★★★ |
ピッツァぼうや 訳・木坂 涼 セーラ出版
Pete'sa Pizza by William Steig
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雨降りで外で遊べず、ご機嫌ななめのピート。そこで、お父さんは、ピートをピッツァにして遊ぶことを思いつく。
生地をこねて、ひっぱったりのばしたり、具をのせて焼き上げる。
★ |
空とぶゴーキー 訳・木坂 涼 セーラ出版作
Gorky Rises by William Steig 1980
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カエルのゴーキーは魔法の液体を作り、その力で空を飛ぶ。ゴーキーは、空の上に長いこと漂っていたが、
そろそろ降りたくなった。そこで、1滴ずつ液体をたらして降りて行くことにした。
空を飛んでいたことを、最初は信じなかった父さんが「空を飛んでつかれただろう、家でお休み」
というのは笑えました。お空を魔法の液体で飛ぶなんて、子供なら憧れてしまいますね。
★★ |
いやだいやだのスピンキー 訳・おがわ えつこ セーラ出版
Spinky sulks by William Steig 1988
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「本当の僕をわかってくれる人なんて、誰一人いない」とスネてしまったスピンキー。姉さんや兄さん両親がなだめてもスネたまま。 友人やおばあさんピエロがご機嫌をとってもスネたまま。
皆は一生懸命やったが、機嫌は直らなかった。一方、スピンキーはとっくに、機嫌は直っていたのだが、
どうやって仲直りするのか、わからないでいたし謝るのも嫌だった。
スネすぎて仲直りするタイミングを逃すことってありますよね。
★★★ |
ちいさくなったおにいちゃん 訳・木坂 涼 セーラ出版
The toy brother by William Steig,1996
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兄のヨリックは、普段から弟のチャールズを馬鹿にして相手にしない。
ヨリックは父親の留守中に実験室に入り込み、失敗して小さくなってしまった。
チャールズが、もとに戻そうとするが上手くいかない。
★ |
ものいうほね 訳・せた ていじ 評論社
The Amazing Bone by William Steig,1996
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話を喋る骨(ものをいうほね)を拾ったこぶたのパール。骨と楽しく話しながら家路の途中で、おいはぎに会う。
その場は、ものをいうほねの機転でくぐり抜けたが、次に悪いキツネに捕まる。
ものをいうほねの不思議な魔法で、次々とピンチを脱するお話。
息子達は、ピンチが迫るたびドキドキで、ものをいうほねの魔法はワクワクでした。
★★ |
ねずみの歯いしゃさん アフリカへいく 訳・木坂 涼 セーラー出版
Doctor de soto goes to Africa by William Steig,1992
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腕のいい歯医者のねずみのソト先生は、奥さんと象の虫歯を治しにアフリカへ行った。
ところが、象を恨むアカゲザルに誘拐され鳥かごに閉じ込められる。
★ |
みにくいシュレック 訳・おがわ えつこ セーラー出版
Shrek! by William Steig,1990
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主人公のシュレックは、みにくい両親からうまれたみにくい子。魔女の占いに従って、みにくい王女を探しに旅に出る。
主人公が醜いのも、変っていて面白いし、そのパワーも凄いですね。
とても臭いので、行く先々の木々はのけぞり、人もけものも逃げ惑います。 稲妻と雷を食べ、
まわりじゅうを脅かし蹴散らしながらズンズン進みます。ある意味、あっぱれ!ですね。
★★★ |
ザバジャバ ジャングル 訳・おがわ えつこ セーラー出版
The zabajaba jungle by William Steig,1987
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レオナルドは未開の色鮮やかなジャングルを、何故かはわからないけれど進んでいた。
様々なアクシデントやピンチを切り抜け、不思議な冒険の先にみつけたものは両親だった。
まるで、夢の中のお話のようですね。。
★ |
ジークの魔法のハーモニカ 訳・木坂 涼 セーラー出版
Zeke Pippin by William Steig,1994
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ジークはゴミ集めの車から落ちたハーモニカを拾った。それは、音色を聞いた人を
眠らせる魔法のハーモニカだった。
★★ |
きいろとピンク 訳・おがわ えつこ セーラ出版
Yellow & Pink by William Steig ,1984
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1つは黄色で背が高く、もう1つはピンクで太っちょの人形がいた。
黄色は自分らが何者なのか、どこから来たのか、どのようにして出来上がっていったのか、仮説をたて、想像する。
★ |
歯いしゃのチュー先生 訳・うつみ まお 評論者 Doctor de soto by William Steig ,1982
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歯医者のネズミのチュー先生は、とても腕利きだった。普通なら、ネコなどの危険な動物の治療はお断りなのだが、
キツネがとても痛そうにしていたので、治療を引き受けた。 キツネは、歯が治ったら、チュー先生夫妻をひと飲みにしようと企んでいた。
★ |
ゆうかんなアイリーン おがわ えつこ セーラ
Brave Ireen by William Steig ,1986 |
アイリーンは吹雪の中、お母さんが作った素敵なドレスをお屋敷へ届けに行く。強い風にドレスを飛ばされ、足をくじき、
雪に埋まり大変なことになる。
日本図書館協会選定、全国学校図書館協議会選定、厚生省中央児童福祉審議会推薦。
★★★ |
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