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エリック・カール
Eric Carle


1929年 ニューヨークうまれ。ドイツに育つ。シュッツトガルト造形美術大学卒。 デザイナーとしてスタートし、今では世界的な絵本作家として活躍している。
1968年 「1・2・3どうぶつえんへ」でボローニヤクラフィックス大賞受賞。
1999年 「こんにちは あかぎつね!」で日本絵本賞翻訳絵本賞

レオ・レオニの影響を受けたというコラージュ(貼り絵)は、 鮮やかな色ばかりです。しかけ絵本も楽しいです。他代表作「パパお月さまとって!」


オススメ度 ★〜★★★
くもさんおへんじどうしたの  訳・もり ひさし 偕成社
The very busy spider by Eric Carle 1984
農場の柵にきたクモが、巣を作り始めた。ウマ、ウシ、ヒツジ、ヤギ、色々な動物達が やって来て誘うが、返事をしない。 巣を作るのに忙しかったのだ。
クモの巣の糸が浮き上がっていて、手で触って遊べます。だんだん、できあがる様子を 見ていても楽しいのですが、最初からいたハエが最後に食べられちゃうなんて・・
★★★


たんじょうびのふしぎなてがみ  訳・もり ひさし 偕成社
Das geheimnis der acht zeichen by Eric Carle,1971
チムがみつけた謎の手紙。色々な形が書かれた暗号のような手紙をもとに、ほら穴や、地下室へと 「びっくりするようなもの」を探しにでかける。
宝捜しをしているようで、わくわくします。ページも形に切り取られ、 変った趣向に子供たちも大喜びです。
★★★


はらぺこあおむし  訳・もり ひさし 偕成社 
The very hungry caterpillar by Eric Carle,1969
葉の上の卵から、お腹がペコペコの青虫になり、蛹から綺麗な蝶々へ変身する。
有名作。
★★


うたがみえる きこえるよ  訳・森 比左志 偕成社
I sea a song by Eric Carle,1973
黒い男がお辞儀をしバイオリンを演奏し始める。すると鮮やかな色や形が飛び出し、ハーモニーとなって踊りだす。 「空想の翼を広げて絵本の中の歌を見てごらんなさい」
美しい穏やかな音楽が聞こえるようでした。最後に黒い男は鮮やかな色に染まります。 同じ絵でもこんなに印象が違うのは、美しい音楽を見た後だからでしょうか?
★★★


やどかりのおひっこし  訳・森 比左志 偕成社
A House for hermit crab by Eric Carl,1986
1月、ヤドカリの貝殻の家が小さくなった。2月、地味だが丁度良い殻を見つけ引っ越した。 3月、綺麗なイソギンチャクに住んでもらった。ヒトデ、サンゴなど海の仲間のお陰で、 10月、立派な家が出来上がった。11月、殻が小さくなりまた引っ越さねばならなくなった。
周りに親切にされた経験が、勇気をもって前進する力に、 大好きな友達を思いやる優しい心に変わります。ひと回りもふた回りも大きくなったヤドカリの素敵なお話です。
★★★


パパ、お月さまとって!  訳・もり ひさし 偕成社  
PAPA, PLEASE GET THE MOON FOR ME by Eric Carle ,1986
「パパ、お月さまとって」と娘がいったので、パパは長いはしごを持って来て、高い山のてっぺんに たてかけて、お月さまに、娘と遊んでくれるようお願いした。
しかけ絵本なので、横に長くなったり縦に高くなったりお月様が大きくなったり楽しいですね。 お月様を連れて帰っちゃうなんてさすがパパですよね。ボローニャ国際児童図書展・エルバ賞推薦
★★★





エリック・カールさんの絵

しりたがりのこひつじ アーノルド・サンドガード
しろくまくんなにがきこえる? ビル・マーチン
くまさんくまさん なにみているの? ビル・マーチン




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