クジラの跳躍 Glassy Ocean メディア・ファクトリー
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海はガラスで できていた。緑色の 海の上を歩く老人とネコは、クジラの跳躍の 前兆をみつける。海から顔をだした クジラは
止まったように ゆっくりと、少しずつ姿を あらわしていく。 クジラの跳躍は とても美しく、ほんの一瞬だった。
「ああ、この光景、どこかで見覚えがある」 おじいさんに なった自分自身を、船上にいる子供の頃の 自分が見ている。
時間の流れと デジャヴ、思い出の美しさ、癒されます。船上の子供は モノクロであるのに対し
、海の緑が きれいです。
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すなのおしろ 偕成社
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海岸で砂のお城を作り始めた少年。 すると、砂の中から「砂男」が現れる。 そしていつのまにか、砂男の仲間と砂の世界にいた。
砂の王様がサーカスを見せてくれた。少年も参加して楽しんでいたら、雨がふりだした。 「ああ、ざんねん、もうおわかれだ」
一面、砂色のページの中で、砂の王様がくれた虹色の貝殻が一段と引立っていた。
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サンタとふしぎなながれ星 メディアファクトリー
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流れ星が、サンタのおもちゃ工場に降って大変だと聞き、ルネくんはサンタさんを助けに行った。
プレゼントのおもちゃが壊れてしまったので、かわりのおもちゃを作り、巨人雪だるまに乗り込んでプレゼントを配りに出発する
ルネ君の外套の紫色、サンタさんの所へ行くD51型の汽車の紫色がとても鮮やかで印象的でした。
汽車が走る絵がファンタジックで素敵です。 ★★
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まじょのケーキ あかね書房
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魔女のポルカちゃんが、はてなの森へ 木の実を取りに行った。 赤いきのこと踊り、狼になった枯れ木に 案内されて、
星の実を取って帰る。 素敵なケーキができあがり、誕生日パーティが始まる。
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ネズミのヒコーキ あかね書房
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ネジで動くおもちゃの飛行機に乗ったネズミ。 飛行機は、空へ、海の上へ、海の中へ、そして、月へ
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サンタのおもちゃ工場 メディアファクトリー
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サンタさんから届いた手紙には「もうすぐクリスマスです。雪だるまを作るのを
手伝ってください」と書いてある。さっそく北極に行ったルネくんは、雪だるまを作る。
サンタさんが呪文を唱えると、雪だるまたちは動き出し、おもちゃ工場を作り、おもちゃを作りはじめる。
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ありとすいか ポプラ社 2002 |
ありが大きなすいかをみつけ、巣に運ぼうと仲間を呼んだ。びくとも動かないので切り出して運びだす。
巣に入りきらないほどの大きなスイカを、小さなアリが連携プレーで
頑張ります。「あとは食べちゃおう」「アリのウォーターシュートだ!」と皮で遊ぶ様子が楽しいお話です。たむらしげるさんの処女作。
★★ |
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