せかい一わるい かいじゅう 訳・乾 侑美子 偕成社
Very Worst Monster by Pat Hutchins,1990 |
ヘイゼルに弟ビリーができた。まわりはビリーばかりをちやほやする。そこで、「世界一、悪いかいじゅうは 私よ」とヘイゼル。
ヘイゼルがいくら言っても誰も聞いてくれない。
★★★ |
いたずらかいじゅうは どこ? 訳・乾 侑美子 偕成社
Where's the Baby by Pat Hutchins, 1991
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かいじゅうビリーが家の中じゅうを、イタズラして歩きまわる。家族が探しに行った時にはもう別の部屋へ行った後。
ビリーの祖母が、さすがわしの孫だと いたずらぶりを大絶賛。
家の中が滅茶苦茶になっているのに ビリーの家族は、怒らず寛容でおおらかです。息子達は次に出てくるイタズラは
どんなのか、ワクワクしていました。もうここまでイタズラしたら あっぱれ ですね。
★★★ |
いたずらかいじゅうビリー! 訳・乾 侑美子 偕成社
SILLY BILLY! by Pat Hutchins,1993
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姉かいじゅうヘイゼルが遊んでいると、弟の赤ちゃん かいじゅうビリーが「ぼくも、ぼくも」とやってくる。
そして、家族から「まだ小さいんだから やらせておあげ」といわれる。へイゼルはその遊びを諦めて次の遊びを始める。
するとまたビリーがやってくる。 下の子に邪魔ばかりされている上の子に読んであげたいですね。
子供って、お友達や周りがしていることの方が、よく見えたりしますね。最も、大人だって、
隣の芝生は青かったりするわけですが・・・。
★★★ |
いたずらビリーとほしワッペン 訳・乾 侑美子 偕成社
Three-Star Billy by Pat Hutchins, 1995
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「行きたくない」と困らせたビリーがとうとう幼稚園に行く。ビリーは、ぎょっとする絵を書き、やかましく歌い、
滅茶苦茶なダンスをする。 先生に怪獣らしくてすばらしい、と褒められ、星ワッペンをもらう。
★★★ |
いたずらかいじゅうのたんじょうび 訳・乾 侑美子 偕成社
It's My Birthday by Pat Hutchins, 2000
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お誕生日プレゼントを、友達に貸せず一人占めのビリー。一人で遊べないゲームが届き、自分が一人ぼっちであることに気づく。
ビリーの家族も友達もみな優しい人ばかりです。怒るのではなく、待つのです。見習いたいものですよね。
★★★ |
ティッチシリーズ
ティッチは3人兄弟の末っ子。あとからきた者の悲哀がたっぷりのお話。
でもそこは、さすが3人目、逞しい!
ティッチ 訳・石井 桃子 福音館
Titch by Pat Hutchins, 1975 |
兄さんピートと ねえさんのメアリは、大きな 自転車を 持っていた。でも ティッチが 持っていたのは 三輪車。
ピートとメアリは 木の上まであがる 凧を持っていた。でもティッチが 持ってたのは・・・
うまくいくものですね。
★★★ |
ぶかぶかティッチ 訳・石井 桃子 福音館
You'll Soon Grow into them,Titch by Pat Hutchins, |
ピートが「ぼくの 古いズボンを あげるよ、ぼくには小さすぎるんだ」 メアリが「私の 古いセーターを
あげるわ、私には小さいの」でもティッチには 少し大きくてぶかぶか。ティッチは 新しい洋服を
買ってもらい それを着て、産まれたてホヤホヤの赤ちゃんを 連れて帰ったお母さんを出迎える。
末っ子ティッチにも、小さい兄弟ができる日がくるなんて、さぞ嬉しいことでしょう。
お兄さんになったという誇らしげな顔と、そしてプレゼントが可愛らしいですね。
お兄ちゃんの受け売りだというのがたまらないですね。
★★★ |
きれいずきティッチ 訳・石井 桃子 福音館
Tidy Titch by Pat Hutchins, |
ティッチの部屋は きれいなのに、お姉ちゃん、お兄ちゃんの部屋は汚い。お母さんに 片付けなさいと
いわれた兄姉に「手伝うよ」とティッチ。 お兄ちゃんやお姉ちゃんの 捨てるものは、どれもこれも
魅力的でしかたありませんよね。
★★★ |
おたんじょうび おめでとう! 訳・わたなべ しげお 偕成社
Happy Birthday, Sam
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誕生日をむかえた 男の子は まだ 小さくて、スイッチに 手がとどかない。自分の タンスの洋服にも 手がとどかない。
風呂場の蛇口にも とどかない。そこへ おじいちゃんからの 誕生日プレゼントが届く。小さい椅子だった。
このプレゼントがまたまたナイスです。
★★★ |
おまたせクッキー 友だちとたのしいおやつ 訳・乾 侑美子 偕成社
The Doorbell Rang by Pat Hutchins,1987
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お母さんお手製の12枚のクッキー。ビクトリアとサムが 食べようとしたら、ピンポーンと ベルがなって 友だちがやってきた。
「3枚ずつだね」と食べようとしたら ピンポーン、 また 友達がやってきた。一人1枚ずつ わけたところで、ピンポーンと またベルがなる。
★★★ |
ベーコンわすれちゃだめよ! 訳・わたなべ しげお 偕成社
Don't Forget The Bacon!,1977
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お母さんに おつかいを頼まれた 男の子。「たまご、ケーキ、なし、ベーコン・・・」とつぶやきながら、
歩いて行くうち、おつかいの内容が見たものに変わってしまう。 全然別なものを、買った帰り道、間違いに気づき 買いなおす。
ベーコンだけは、別の品に代わらなかったのに、買うのを忘れちゃったね。
原文では、英単語のゴロやフレーズを楽しめるようです。
★★★ |
トムとサム 訳・きむら ゆりこ ほるぷ出版 TOM and SAM by Pat Hutchins,1968
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大の仲良しのトムとサムが、ある日ライバル意識を燃やし競い合う。 仇同士にも見えず、友達にも見えない二人。
仲直りの方法とは・・・。
まるで、漫才コンビのような、トムとサム。楽しくて笑えます
★★★ |
ピクニックにいこう 訳・たなか あきこ 徳間書店
We're Going on a Picnic! by Pat Hutchins,2002
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いい天気なので、ピクニックに行くめんどり、かも、ガチョウ達。ところが、かごの中のお弁当は空っぽ。
もう一度、お弁当の用意をして出かけた。
絵の隅々に犯人が隠れていて、お弁当を食べているのに、めんどりたちは気づかない。
子供たちが、「ほら、食べられているよ〜」って。 楽しい本でした。
★★★ |
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