はじめてのおつかい 作・筒井 頼子
絵・林 明子 福音館 |
ママからおつかいを 頼まれたみいちゃんは、 1人で牛乳を 買いに行く。初めてのおつかいするので、はっとしたり、
どきどきしたり、ハラハラしたり、、、
みいちゃんの、緊張感や不安、泣きたくなる感じが、ひしひしと伝わります。
最後には、信頼されやり遂げた喜びと達成感でいっぱいの笑顔です。有名な絵本です。
★★★ |
あさえとちいさいいもうと 作・筒井 頼子
絵・林 明子 福音館 |
お母さんは、あさえの妹が寝ている合間に出かけるが、妹が起きて来てしまった。 あさえは、妹を喜ばそうと
地面に絵を描いていたが、ふと気づくと姿がない。 あさえは慌てて、探し回る。
子供の目線の高さで描かれている足元だけの大人や、高い塀は、威圧感があります。
あやちゃんを見つけた時に、緊張が解け ほっとした表情にかわるところが大好きです。
妹を抱きしめているあさえにほのぼのとして、「良かったね」と話しかけたくなります。
★★★ |
いもうとのにゅういん 作・筒井 頼子
絵・林 明子 福音館 |
妹が盲腸の手術で、入院することになった。 妹のことも心配だし、お母さんにも会いたい。
妹には触らせていない大切な人形を持って、翌日、お父さんとお見舞いに行く。
喧嘩ばかりしていても、居なくなると寂しいのが兄弟(姉妹)。
緊急事態を察して、必死に頑張るお姉ちゃん、えらいえらい! たった一晩で、大きく成長しました。
★★★
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としょかんのねこ 作・みやかわ けんじ 絵・たばた ごろう 文・おの みちよ 新世研
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日本のお城が見える古い図書館にいた猫は、冒険をしてみたいと思っていた。
ある日、引越しのトラックがきたので、そっと忍び込んで都会へ旅立った。
★ |
ゆきがくる 作・あさい たかし 福武書店 |
冬がくる前の、北の町の昔の話。
いよいよ冬がやってくる、いよいよ雪がやってくる、少しずつ少しずつやってくる、
北海道に産まれ 26年間過ごした故郷を 思い出します。作者も北海道出身。
★ |
ふゆのおばけ 作・せな けいこ 金の星社
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お化けといえば、夏に出てくるもの。それでは、冬のお化けは? 雪女が雪を降らせると、お化け達はみんな雪合戦を始める。
★ |
おとうさんはウルトラマン お父さんの休日 DADDY'S HOLIDAY
作・みやにし たつや 学研
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休日の色々なお父さんを、紹介する。 セミ採りや、ザリガニを捕まえたり、星を見に行ったりする。
★ |
まわるまわる 作・みやにし たつや すずき出版
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まわる まわる ぶるぶる まわる。 まわる まわる からから まわる。
子供って、こういう繰り返し絵本は大好きですね。
★ |
ひまわにとこらら 作・あきやま ただし PHP
| いつもにこにこ笑うひまわに。 いつも「こらーっ」と怒るコアラ。
悲しい顔をした かなしか(鹿)。様々なものを見て、笑ったり、泣いたり、悲しんだり。
★★★ |
あかちゃんひまわに 作・あきやま ただし PHP
| あかちゃんひまわにが、卵から孵えった。でも、ひまわにの
花びらが蕾のように固く閉じたままだった。 お父さんひまわには、花が開くようにと、
素敵なものを見せて歩くのだが、なかなか花は開かない。
ひまわにが、初めて見た外の世界。そこにあった大きな大きなお父さん
ひまわにの顔が平和であたたかくて、でーんと大きくて、実に笑えた。
★★★ |
まめうしのおかあさん 作・あきやま ただし PHP
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まめつぶくらいの、小さな子牛の「まめうし」は、お母さんと毎日楽しく遊んでいる。
★★ |
もぐらのムックリ 作・舟崎 克彦
絵・黒井 健 ひさかたチャイルド |
「春がきたらおこしてね」と皆から頼まれていた、ムックリは、仲間を起こして回る。 「かえる起きなよ」
「とかげ春だよ」「カメ起きて」「へび起きなよ」ところが、へびは「春の足音がしない」と言って起きようとしない。
春の足音が冬眠から目覚めた熊だったなんて・・・。 絵本で、
「かえるさん起きなよ」じゃなくて「かえる起きなよ」という、呼び捨ては珍しいかもしれません。
★★ |
まほうのマフラー 作・あまん きみこ 絵・マイケル・グレイニエツ ポプラ社
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弱虫なとむくんが、父さんの緑のマフラーをした。元気が沸く、速く走れる、友達もできる魔法のマフラーだった。
勇気や力を与えてくれた マフラーが、春の木の葉になり、やがて、マフラーなくても、生きていけるようになった。
最後ページのの青空は、空の上にいる暖かい父親の存在感と、親を亡くした子供が、寂しさから立ち直り、前に向かって
ずんずん突き進むエネルギーを象徴しているように感じました。
★★ |
あおくんときいろちゃん 作・レオ・レオニ 訳・藤田 圭雄 至光社
Little Blue and Little Yellow by Leo Lionni,1967
| あおくんときいろちゃんは、大の仲良し。 一緒に遊んでいるうちに、
嬉しくて色が交わり「緑色」になってしまう。おうちに帰ると、パパとママに「うちの子じゃない」と言われ
悲しくて泣いてしまう。 孫のために作ったという、有名な代表作です。
★★★ |
ぼくのだ!わたしのよ! 作・レオ・レオニ 訳・谷川 俊太郎 好学社
3びきの けんかずきの かえるのはなし It's mine by Leo Lionni,1985
| いつも、「ぼくのだ」「わたしのよ」と物を取り合い、喧嘩ばかりしている3匹の蛙がいた。
突然の嵐がきて、池があふれ島が呑み込まれた。 3匹は、ひとつだけ残った岩に集まって、怖さに震え共に嵐の時間を過ごす。
嵐を乗り越えた3匹は、「水や地面や空気は みんなのもの」
という幸せな気持ちになり、共有できる喜びを知ります。 ★
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ひとあし ひとあし 作・レオ・レオニ 訳・谷川 俊太郎 好学社
なんでもはかれる しゃくとりむしのはなし Inch by Inch by Leo Lionni,1960
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鳥に食べられそうになった「しゃくとりむし」は、鳥の尻尾の長さを「1歩、2歩、、、」と測りながら逃げる。
上手く逃げたしゃくとりむしだったが、ナイチンゲール(鳥)が歌う「歌の長さ」を測らないと食べられてしまう。
indh by inch が 「ひとあし、ひとあし」という題名になっているのが絶妙ですね。最後にナイチンゲールから
、逃げるシーンが気に入っています。「はかりにはかった、ひとあしひとあし」地道に冷静にマイペースに
逃げ切るしゃくとりむしに拍手喝采です。谷川俊太郎氏の翻訳があまりにも、素敵なので、原文と読み比べてみたくなりました。
★★★ |
おんがくねずみ ジェラルディン 作・レオ・レオニ 訳・谷川 俊太郎 好学社
はじめておんがくをきいた ねずみのはなし Geraldine, the Music-Mouse by Leo Lionni,1980
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音楽を聞いたことがないジェラルディンが、大きなチーズをみつけた。
その中には自分の尻尾をフルートに見立てて、吹くねずみの彫像があった。
夜毎、そこから流れる音を聞いているうち、音楽を自分のものにしたくなった。
★ |
がまくん かろくん 作・馬場 のぼる こぐま社
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かなづちの泳げない蛙、がまくんのために、かろくんが猛特訓してあげるお話。
次男の大のお気に入りになりました。
★★ |
うちのパパってかっこいい 作・アンソニー・ブラウン 訳・久山 太市
My Dad by Anthony Browne, 2000
| パジャマにガウン姿のパパは、強くて、楽しくて、賢い。
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