かいじんハテナ 絵 スズキ コージ 小学館
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お手洗いのドアをあけたら、かいじんハテナが現れた。なぞなぞに答えないと、おしっこをさせてくれない。
いくじなしで、大人には威張れない自分勝手な神様らしい。しかし、なぞなぞは難しくて
おしっこをもらしてしまい、ママに叱られてしまう。
★★★ |
かぜひきたまご 絵・杉浦範茂 講談社
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ぼくが拾った不思議なたまご、身代わりになってくれる。ぼくの代わりに 風邪をひき、ママの代わりに怒り、
ぼくの代わりに じんましんになり、ぼくの代わりに 咳をしてくれて、、、。
そんなたまごが、むくむく大きくなって、「そろそろ おとなに なりそうです」という。
一体、卵から、何が産まれてくるのだろう??という疑問は、ほのぼのとした 笑いにかわります。
★★★ |
はかまだれ 絵・村上 豊 ひくま出版
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昔、「はかまだれ」という大泥棒がいた。
よる年なみに、見るかげもなく 落ちぶれて、追っ手に 捕まりそうになる。
心を入れ替えるから、と仏を拝むと、大岩が転がってきて下敷きになる
数え切れぬ 深い罪を犯し、涙ひとつ
こぼさぬ男が、母親のために罪滅ぼしをする 不思議な物語でした。
文章のいいまわしが難しく、言葉の意味を解説しながら読みました。
★★★ |
かいけつウンコの助 学研
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お江戸の町は、まっ暗闇夜。今日も、哀れな者達が、悪い奴らにからまれている。
どこからともなく 正義の味方があらわれて、悪党どもをけちらした。お礼を言おうと
あたりを見ても、 そこにウンコが落ちているだけ。
ウンコのまんまの侍、”かいけつウンコの助”
楽しくて元気がでるお話です。どうして、男の子はウンコの話が大好きなんでしょう?
★★★ |
もぐらのムックリ 絵・黒井 健 ひさかたチャイルド
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「春がきたらおこしてね」と皆から頼まれていた、ムックリは、仲間を起こして回る。 「かえる起きなよ」
「とかげ春だよ」「カメ起きて」「へび起きなよ」ところが、へびは「春の足音がしない」と言って起きようとしない。
春の足音が冬眠から目覚めた熊だったなんて・・・。 絵本で、
「かえるさん起きなよ」じゃなくて「かえる起きなよ」という、呼び捨ては珍しいかもしれません。
★★ |
夜猫ホテル 絵・落田 洋子 パロル舎
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3匹の個性的な猫が、昔ホテルだった空家に住んでいた。そこへ、新しくやってきた
デジャブという名前の猫が、自分の身の上を話し出す。
猫も、デジャブの飼い主の物語の中に居るという幻想的なお話。私は好きです。
★★大人向け絵本 |
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