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[2003年2月]
No.01


オススメ度 ★〜★★★
キャベツくんのにちようび 作・長 新太 文研出版
ページには、ブタだらけだったり、招き猫だらけだったり。ぶたやまさんは、ブタも食べないし、トンカツも食べない、 そして「ぶきゃっ」と叫ぶ。
★★★


キャベツくん 作・長 新太 文研出版  
キャベツくんを食べたい ぶたやまさん。そこでキャベツくん、「ぼくを食べるとキャベツになっちゃうよ」。ぶたやまさんも黙っちゃいない。 「じゃあ、へびがキャベツをたべると?」「ライオンが食べると?」 しかし、きゃべつくん、「こうなるよ」  と空に想像した絵が、、。そこで、ぶたやまさんお約束のブキャッ!
そしてその絵をみて息子達もまたまた大騒ぎ。キャベツくんシリーズは、私も大好き。
★★★


うんちしたのはだれよ 
文・ヴェルナー・ホルツヴァルト 絵・ヴォルフ エールブルッフ 訳・関口 裕昭 偕成社
Vom kleinen Maulwurf,der wissen wollte, wer ihm auf den Kopf gemacht hat
「ねえ きみ、ぼくの頭にうんち落とさなかった?」と、もぐらくんの犯人探しがはじまった。 ウサギやヤギやウシに聞いて回り、それぞれの うんちをみてまわる。そして、とうとう、犯人を つきとめ、しかえしをする。
★★★


そらまめくんのベッド 作・なかや みわ 福音館書店
そらまめくんは、自分のふわふわのベッドを、友達に貸せない。それが ある日なくなり、 心配した友達は、自分のベッドを貸してくれる。だが、グリーンピースくんや 、ピーナッツくんのベッド(殻)は 小さかった。 
[貸して」「いいよ」が上手にできたね。 小さい頃の、トレーニングに使えそうな絵本です。笑 そらまめのベッドに寝てみたくなるのは、私だけかな〜
★★★


ころちゃんはだんごむし 文・高家博成 絵・仲川道子 童心社
だんごむしのころちゃんの、 大冒険のお話。だんごむしと、まわりの虫たちとのむしむし模様も たまらない。
だんごむしの「ころちゃん」を息子の名前にかえて読むとまたまた大ウケでした。
★★★


おきなかぶ 再話・A.トルストイ 訳・内田 莉莎子 絵・佐藤 忠良 福音館
The Turnip-an old Russian tale
抜けないないおおきなかぶを、ひっぱって、ひっぱって、次々と助っ人が登場する。
言葉のフレーズのくりかえしがたまらなくいいですね。 これを読んだ後は、家で「大きなカブごっこ」が始ります。登場人物を変えても楽しめます。ロシア民話、
★★


おしいれのぼうけん 作・古田足日、田畑 精一 童心社
さくら保育園には怖いものが二つある。一つは、おしいれで もう一つはねずみばあさん。さとしとあきらの押入れの冒険が始る。
押入れの中に広がる世界、ワクワクドキドキの冒険、読み聞かせには(母にとっては)ちょっと 長いのですが、息子達は夢中です。冒険の先が気になってしかたありません。 子供の時、何でそんなものが怖かったのか、というものたくさんありましたね。 押入れの壁のしみや、ベニヤ板の模様が気味悪く感じた経験思い出しました。 ★★★


エルマーのぼうけん My Father's Dragon
文・ルース・スタイルス・ガネット  絵・ルース クリスマン ガネット 渡辺 茂男 福音館1
エルマはネコから、どうぶつ島に りゅうの子が 捕らえられていると聞き、助けに行く。 知恵と勇気で様々な難問を解決し、ワクワくドキドキの冒険が始る。
★★★


エルマーとりゅう  Elmer and the Dragon
文・ルース・スタイルス・ガネット 絵・ルース クリスマン ガネット  渡辺 茂男 福音館2
エルマのぼうけん続編。りゅうの子を救い出し、家に帰る途中でひどい嵐に会う。 立ち寄った小さな島に カン11世というカナリヤの王様がいた。知りたがり病になり困っていた。
★★


エルマーと16ぴきのりゅう The Dragons of Blueland
文・ルース・スタイルス・ガネット  絵・ルース クリスマン ガネット 渡辺 茂男 福音館3  
続々編。りゅうの子は、無事エルマを家に送り そらいろ高原に帰りつく。人間達がりゅうの家族を捕まえようとしている。 りゅうの子(ボリス、本編初公開の名前)はエルマに 助けを求める。
名作です。リュックに道具をつめて、冒険へ。ワクワクする冒険の始まりに、子供は、釘付けです。 次は、どんな問題が起こり、どうやって解決していくのか、目がはなせません。表紙の 裏側にある地図で、 エルマの位置を 確認しながら、いっしょに冒険している 気分になります。読み聞かせには 長いですが、2〜3日にわけて読みました。
★★★


たんじょうびをわすれたきょうりゅう 作・ マイケル・サーモン 訳・戸田 早紀 文渓堂
The Dinosaur Who Forgot her Birthday
イグアノドンのペニーは今日が誕生日だと忘れていた。 森の恐竜仲間の所へ遊びに行くが、皆はペニーの誕生日の準備でそっけない。


おおぞらをとんだきょうりゅう 作・マイケル・サーモン 訳・戸田 早紀 文渓堂
The Dinosaur Who Wanted to Fly
トリケラトプスのウィルバーは大空を飛びたかった。色々な方法で飛ぼうとするが失敗する。
息子達が、「そんな方法で飛べるわけないよ」と笑いながらも、次はどんな方法で飛ぶのかワクワクしていました。 楽しいお話で、何回も読みました。
★★★


ぞうのたまごのたまごやき 文・寺村輝夫長 新太 福音館
王様が一番好きなのはたまごやき。そこで、王子がう産まれたお祝いに、国中の人を招待し卵焼きをご馳走することにした。 しかし、国中の人が食べるのだから、大きな釜戸と、大きな フライパンと大きな卵が必要。王様は、 象の卵がいいと言うものだら、ワン大臣は さっそく、象の卵を探しに行く。
大きな釜戸や大きなフライパンを用意するだけでも、どんな玉子焼きができるのかワクワクしますね。
★★★


 
やねうらおばけ 作・マーサ・メイヤー  訳・今江 祥智 偕成社
There's something in my attic
主人公は気の強い女の子。やねうらにおばけがいる とパパとママに言ったが、信じてもらえない。 そこで「捕まえて見せたげる!」と屋根裏へ。そこで、なくしてたと思ってたおもちゃが見つかった。
お化けは、女の子に追いかけられ、投げ縄で捕まってしまう おもちゃ好きお化けです。 こんな可愛いお化けなら一緒に遊んでもらえそうです。
★★


おしいれおばけ 作・マーサ・メイヤー 訳・今江 祥智 偕成社
There's a Nightmare in My Closet
主人公は暗闇が怖い男の子。ある晩、おばけをやっつけると決心し、待っているとお化けがやってきた。
このお化けが弱虫でおとなしくて何故か可愛いらしいのです。最後は、ほほえましい意外な展開です。
★★


としょかんたんてい ゆめきちくん
文・J・B.バロニアン 絵・L.L.アファノ 訳・佐藤 見果夢 評論社
Rouletapir le Petit Detective
バクのゆめきちくんは、本が大好きで、毎朝、図書館にやってくる。「あれあれ 今日は どうしたの?」 棚にあった、ピカピカの金色の本がなくなった。ゆめきちくんは、犯人探しを始める。


ゆめきちくんとオリエント急行じけん
文・J・B.バロニアン 絵・L.L.アファノ 訳・佐藤 見果夢 評論社
Rouletapir et l'Orient-Express
オリエント急行の中で、大事な本が盗まれた。ゆめきちくんは、さっそく犯人探しを始める。


ねずみのとうさんアナトール
文・イブ・タイタス 絵・ポール ガルドン 訳・晴海 耕平 童話館
Anatole ,Eve Titus
幸せでみちたりた誇り高いねずみのとうさん、アナトール。仕事は人間の世界から食べ物を調達してくること。 ある日、ネズミは人間に嫌われ軽蔑される生き物だと知る。さあ、ねずみのとうさんの 名誉挽回がはじまる。
自分の生き方に誇りをもつこと、家族に愛され尊敬されることむずかしいですね。
★★★


ざぼんじいさんのかきのき 作・すとう あさえ  絵・織茂 恭子 岩崎書店 
猜疑心が強く、 意地悪なざぼんじいさんは、まあばあさんに柿のへたや枝しかくれない。だが、まあばあさんは大喜び。 それらを使って、子供達と楽しく遊ぶ。
まあばあさんのようにどんな経験も前向きに楽しく生きたいものです。
★★★


 
1993年のクリスマス
文・レスリー・ブリカス 絵・エロール・ル・カイン 訳・きたむら たろう ぽるぷ出版
Christmas 1993 or Santa's Last Ride
何故、最近のクリスマスが最悪なのか、サンタの嘆きが続く、皮肉と風刺たっぷりの絵本。 トナカイが駆ける空にはジェット機や人工衛星。サンタが入国手続きを怠ると、不法入国扱いとなり 税関でプレゼントを没収される始末。昔の子供達は、小人が作る木でできたおもちゃで喜んでいたのに、、。
「昔、人間は素朴に生きていて、ほんのちょっとのことで満足し、幸福というものをとっても大事にしていた。」 サンタのぼやきを嘆きを読んで切なくなる絵本です。
★★★


ふたつの島 文・イエルク・シュタイナー 絵・イエルク・ミュラー 訳・おおしま かおり ぽるぷ出版
海に浮かぶ、ふたつの島。大きい島には、大きな体の人がいて、貧富や身分の差があり働き者だった。 小さな島には小さな体の人がいて、歌い踊りその日生きる分だけの仕事をし、 人生を楽しんでいた。 大昔には第三の島があったらしいが、 沈んだと言い伝えられている。 ある日、大きい島で金(キン)がみつかり、欲張りな人間に、掘り尽くされ、自然が破壊していく。
荘厳な美しい島の自然が、ページをめくるたび、どんどん破壊されていきます。 歴史はくりかえすのでしょうか、非常に切ない気持ちになりました。素朴に生きることの大切さ、 物質文明の中で真実を見失わずに生きていきたいものです。
★★★


あらしのよるに 文・木村 裕一  絵・あべ 弘士  講談社
激しい嵐の夜、真っ暗な山小屋にいたヤギ、メイのところへ、狼のガブが逃げ込んできた。 暗いので誰だかわからないまま語り合い、似たもの同士だと思いこむ 。禁断の友情物語 全6巻


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