海に浮かぶ、ふたつの島。大きい島には、大きな体の人がいて、貧富や身分の差があり働き者だった。
小さな島には小さな体の人がいて、歌い踊りその日生きる分だけの仕事をし、
人生を楽しんでいた。 大昔には第三の島があったらしいが、 沈んだと言い伝えられている。
ある日、大きい島で金(キン)がみつかり、欲張りな人間に、掘り尽くされ、自然が破壊していく。
荘厳な美しい島の自然が、ページをめくるたび、どんどん破壊されていきます。
歴史はくりかえすのでしょうか、非常に切ない気持ちになりました。素朴に生きることの大切さ、
物質文明の中で真実を見失わずに生きていきたいものです。
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