ニコラス・グリーブのゆうれい The ghost of Nicholas Greebe by Tony Johnston
作・トニー・ジョンストン 絵・S.D.シンドラー 訳・きたむら さとし BL出版
| ニコラス・グリーブが死に墓に埋めた。そして一年後、
子犬がニコラス・グリーブの骨をくわえ、馬車に乗り、骨はさすらいの旅に出る。
100年後に骨が戻るまでニコラス・グリーブは幽霊となって現れる。
イツマデモ サガスノダ ホネガソロッテ トモニヤスラグ トキガクルマデ・・
幽霊の骨は戻るのか、戻るとどうなるのか、結末の気になるお話でした。。
★★ |
ちいちゃんのかげおくり 作・あまん きみこ 絵・上野 紀子 あかね書房
| お父さんの出征が決まり、よく晴れた日に、家族が手を繋ぎ、
「かげおくり」をする。地面の影ぼうしを じっと見つめ、それから空を見ると、そっくり残像が
映るという「かげおくり」。それは 大きな記念写真だった。 戦争の空襲で家族とはぐれ、
やがて一人ぼっちになり、死んでいった子供のお話。 もう、涙・涙・涙。
★★★ |
ぽんぽん山の月 文・あまん きみこ 絵・渡辺 洋二 文研出版
| ぽんぽん山の子ウサギたちは、母ウサギの帰りをお腹を空かして待っていた。
親ウサギが猟師に撃たれたのを知っていたやまんばは、団子の包みをそっと置いて行った。
それを秋風の子は見ていた。 そんな、みんなの様子を、全部、お月様が見ていた。
「気を付けてお帰り、いい夢ごらん」 このお話も大好きです。
優しさのリレーがお月様に届いて、最後にあったかい気持ちになりました。
★★ |
なんでも見える鏡 再話・フィツォフスキ 訳・内田 莉莎子
絵・スズキ コージ 福音館 Wszystkowidzace Lusterko
| 世界中のものを 映し出す魔法の鏡を持つ王女。
その王女から 隠れきれたら、夫になれるという。ジプシーは3回目の挑戦で 王女の心に入いることができた。
★ ジプシーの昔話 |
10ぴきのおばけとおとこのこ 作・にしかわ おさむ ひかりのくに
| おじいさんと10匹のおばけが住んでいた。ある日、
親戚の男の子が遊びに来るが、黙ったまま帽子を脱がない。翌日、仲良くなるために、キャンプへでかける。
★ |
くまさんのおなか 作・長 新太 学研
| くまさんのお腹がふかふかして気持ち良さそうだから、
色々な物が「入ります」って入ってしまう。 魚や、カエル、大きい動物が入いって、
くまさんのお腹は大きくなる。そこへ、太陽やはりねずみがやって来たから大変!
★★ |
まねっこねこちゃん 作・長 新太 文渓堂
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まねっこねこちゃんが、植物や動物や色々な物に変身する。 ちょっと一休みしながら、変身する。
★★ |
つきよのかいじゅう 作・長 新太 佼成出版社
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山奥の湖に、10年も怪獣が現れるのを待っている男がいた。ある月夜、怪獣が出て来たが、それは、
湖に住む大男のシンクロナイズドスイミングだった。
少しずつ、現れる怪獣が、どんなのか想像していたら、大男の足だったなんてまたまた大笑い。
★★★ |
バーバパパペンギンのくにへ 6 Barbapapa and the Penguins
作・アネット・チゾン&タラス・ティラー
訳・やました はるお 講談社 |
バーバ達は、ペンギンの巣のある、アルゼンチンのパタゴニヤへ。
★ |
よくばりすぎたねこ 作・さとう わきこ PHP
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ひよこをみつけた猫が 捕まえて丸焼きにしようと考えた。猫は、もっと大きくしてから 食べようと考えた。
更に、卵を産むまで待とうと考えた。
猫の欲張りはどこまで続くのでしょう? 最後のオチに期待をよせながら楽しく読みました。
★★★ |
また よくばりすぎたねこ 作・さとう わきこ PHP
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帽子を巣箱に間違えた鳥が 卵を産んでいくのを見て、欲張りが始まった。
とことん欲張る猫がまた欲張ります。
★★ |
ねむいねむいねずみとなきむしぼうや 作・佐々木 マキ PHP
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ねずみが昼寝をしていたら、ハゲタカにさらわれ、雛鳥のエサにされそうになった。この雛達はちっとも泣き止まない。
★ |
まじょのケーキ 作・たむら しげる あかね書房
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魔女のポルカちゃんが、はてなの森へ 木の実を取りに行った。 赤いきのこと踊り、狼になった枯れ木に 案内されて、
星の実を取って帰る。 素敵なケーキができあがり、誕生日パーティが始まる。
★★ |
ネズミのヒコーキ 作・たむら しげる あかね書房
| ネジで動くおもちゃの飛行機に乗ったネズミ。
飛行機は、空へ、海の上へ、海の中へ、そして、月へ
★ |
もぐらとおおきなきりかぶ 文・いわき たかし 絵・しまだ みつお 童話屋
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森の はずれにある大きな切り株。 もぐらの もっくも大好きだが、くまの のんたも好きな切り株。
二人が、とりあいの喧嘩をしていると、のねずみのちょろ達に取られてしまう。 そこで、休戦し、譲り合うのだが・・・。
★★★ |
もぐらのおとしあな 文・いわき たかし 絵・しまだ みつお 童話屋
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もぐらのもっくは、食べること、寝ること、穴を掘ること、いたずらをすることが大好き。 今日はイタズラ日和だと
、落とし穴を掘る。 最初は小さい穴にカタツムリが、ちょっと大きくしたらカエルが、もっと大きくしたらウサギが落ちていた。
穴をどんどん大きくしたら、くまさんが落ちた。 そして、さらに、大きい穴を掘る。
一体何が落ちるんだろう、と思うのは森の仲間だけじゃない、私もドキドキしながら
ページをめくりました。
★★★ |
もぐらのおくりもの 文・いわき たかし 絵・しまだ みつお 童話屋
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悪いことばかりしている皆は、クリスマスに サンタがこないだろうと、がっかりしている。 そこでもぐらのもっくが、ンタのかわりになって、プレゼントを配ろうと思いつく。
みんなからの、お返しのプレゼントに子供たちがニヤリです。
★★★ |
くいしんぼうのもぐら 文・いわき たかし 絵・しまだ みつお 童話屋
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焼き芋の いい匂いをかいだ、もっくとちょろは、芋畑へ一目散。 「まっ黄色でぽくぽくのがいいね」
「腹がぷんぷくりんになるほど でっかいのを掘ろう」
★★★ |
ぼくはもっくだぜ 文・いわき たかし 絵・しまだ みつお 童話屋 |
「たまごから災難がうまれる」と「パクのおれいはひげふりだんす」の2話。
★ |
いやだいやだのスピンキー 作・ウィリアム・スタイグ
訳・おがわ えつこ セーラ出版 Spinky sulks by William Steig 1988
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「本当の僕をわかってくれる人なんて、誰一人いない」とスネてしまったスピンキー。
姉さんや兄さん両親がなだめてもスネたまま。 友人やおばあさんピエロがご機嫌をとってもスネたまま。
皆は一生懸命やったが、機嫌は直らなかった。一方、スピンキーはとっくに、機嫌は直っていたのだが、
どうやって仲直りするのか、わからないでいたし謝るのも嫌だった。
スネすぎて仲直りするタイミングを逃すことってありますよね。
★★★ |
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