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[2003年11月その2]
No.13


オススメ度 ★〜★★★
とんことり 作・筒井 頼子  絵・林 明子   福音館
新しい町に引っ越してきた、かなえの所に「とんことり」と音がして郵便が届く。 それは、すみれの花だった。  また、次の日も「とんことり」とタンポポが届く。 そして、次には手紙が届く。
新しい町は、ちょっぴり不安だけど、新しい出会いもあります。そんな幼少の頃を思い出しながら 読みました。林明子さんの絵が素晴らしいですね。かなえは殆どが後姿なのに、 嬉しさ、楽しさなどの様々な気持ちが伝わってきます。
★★★


ふたりのすてきな12ヶ月 作・ホリー・ホビー 訳・二宮 由紀子 BL出版
TOOT & PUDDLE 1999
トゥートとパドルは、ウッドコック・ボケットに住んでいる。性格は全く違うが、とても仲良し。  その年は、トゥートは世界旅行にでかけ、パドルは家にいることにした。 それぞれの場所で、それぞれの12ヶ月が始まる
自分らしく生きる素敵な二人(ブタさん)。絵が、たまらなく素敵。
★★★


いちばんすごいプレゼント 作・ホリー・ホビー 訳・二宮 由紀子 BL出版
TOOT & PUDDLE : A Present for TOOT 2000
パドルにとって特別な存在のトゥートの誕生日が、近づいてきた。 今までで一番特別なプレゼントをしたくて、街へ探しに行く。
特別な人だから、特別なプレゼントをあげたいよね。
★★★


きみがわらってくれるなら 作・ホリー・ホビー 訳・二宮 由紀子 BL出版
TOOT & PUDDLE : You are my Sunshine 2001 
何故か、ふさぎ込んで元気のないトゥートのことが心配なパドル。パイを焼いたり、友達をよんだりしてみるのだが・・。
元気になったトゥートを見て、元気になるパドル。仲良しだと、気持ちまでいっしょですね。二人は親友? 恋人?
★★★


スイミー ちいさなかしこいさかなのはなし Swimmy by Leo Lionni 1963
作・レオ・レオニ 訳・谷川 俊太郎 好学社 
大きな魚に、兄弟達を食べられてしまった魚のスイミー。 さびしく悲しく泳いでいたら 、新しい仲間に出会う。みんなで、一匹の大きな魚の形になって泳ぐことにした。
悲しみを乗り越え、知恵と勇気で力強く生きるスイミー、 息子の国語(2年生)の教科書にも載っていました。これは、ユダヤ人であるレオ・レオニさんの 第二次世界大戦を経験からでしょうか。小さくても大群になった力は、大きい敵にも勝てるというお話です。
★★


せかいいちおおきなうちりこうになった かたつむりのはなし
作・レオ・レオニ 訳・谷川 俊太郎 好学社  The biggest house in the world by Leo Lionni,1968
もっと、大きいおうち(殻)が欲しいと思ったカタツムリ。 とうとう、うちを大きくする方法を発見した。 おうちはどんどん大きくなるのだが・・・
誰もいなくなったカタツムリの大きなおうちが、崩壊していく貼り絵が強烈でした。 何事もほどほどが一番ですね。
★★★


マシューのゆめえかきになったねずみのはなし Matthew's Dream by Leo Lionni,1991
作・レオ・レオニ 訳・谷川 俊太郎 好学社
将来の夢がみつからないマシューは、世界を見たいと思っていた。ある日、美術館へ行った時、マシューは絵描きになろうと思った。


ふきまんぶく 作・田島 征三 偕成社
夏の夜、ふきちゃんが、むかいの山を見ていると、きらきら光るものがあった。 星がたくさん落ちてきたに違いないと思い、星を拾いに行くが、それは、ふきの葉の上の夜露だった。
ふきまんぷくとは、蕗のとうのこと。夢のような不思議なお話


トリとボク 作・長 新太 あかね創作えほん
夕方になると、川の鳥が肩を寄せ合い、水の上で様々な形になる。
★★


バーバパパのすいしゃごや 3 Barbapapa Miller
作・アネット・チゾン&タラス・ティラー 訳・やました はるお 講談社  
水車小屋で 小麦の粒を粉にして、一年分のパンとお菓子の小麦粉を作るバーバ達。


バーバパパののみたいじ 4 The Fleas and Barbabeau
作・アネット・チゾン&タラス・ティラー 訳・やました はるお 講談社  
ハリネズミの「ノミ」がうつったバーバモジャと犬は痒くてしかたない。  そこで、バーバパパが毛を刈り、バーバママが洋服を編んでくれた。


バーバパパのしんじゅとり 5 Barbabelle Pearl Fisher
作・アネット・チゾン&タラス・ティラー 訳・やました はるお 講談社  
バーバ達は、海の真珠や珊瑚やきれいな貝を捕りに、海へでかける


バーバパパのがっきやさん 8 Barbalala Luthier
作・アネット・チゾン&タラス・ティラー 訳・やました はるお 講談社  
バーバパパ、バーバママ、バーバララは 本格的な楽器を作っているが、他のみんなは  自然にあるものや 廃品を利用して 色々な楽器を作る


バーバパパのジュースづくり 7 The Garden of Barbapapa
作・アネット・チゾン&タラス・ティラー 訳・やました はるお 講談社  
畑でとれた果物を、昔ながらの方法でジュースにする。


ふくふくろう 作・松田 素子 絵・秋山 巌 ポプラ社 
両親を亡くして、心を閉ざし物を言わない男の子を連れて、おじいちゃんは 夜の森へきた。  そして、ふくろうの夫婦がぼうやをかわいがり、育て、やがて旅立つまでを話し出す。
男の子の回想シーンが織り込まれる中、おじいちゃんが静かに語り続けます。そして、男の子の心が少しづつ暖かくなるお話です。
★★


パパはウルトラセブン みんなのおうち  作・みやにし たつや 学研
11編。今回は、単身赴任のパパが帰ってくる。家庭や新しいおうちのお話。
「パパのすてきなおもいで」「パパのうでまくら」が特に面白い。


ウィリーの絵 作・アンソニー・ブラウン  訳・なかがわ ちひろ ポプラ社 
Willy's Picture
モナ・リザ(レオナルド・ダ・ヴィンチ)や 落ち穂拾い(ジャン・フランソワ・ミレー)  ひまわり(フィンセント・ファン・ゴッホ)などのの名作を パロディにした絵本。
間違い探しをしているような楽しい絵本でした。
★★


ひのたま 作・田村 勝彦 架空社
おばあちゃんが、「ひのたまのこと」を教えてくれたので怖くなくなった。  色々な「ひのたま」があることや、「ひのたま」もぼくらを感じていたいこと・・
大事な人をいつまでも、感じていたいですね。
★★


バナナのかわですべったら 作・もり ひさし 絵・西川 おさむ 金の星社
バナナの皮で滑って転んだら、リンゴ売りの熊さんも滑って、りんごが転がって・・・と 想像がどんどん膨らんで、最後には99階ビルが倒れるから大変!
というわけで、バナナの皮が落ちていたら、見つけた人が捨てなくちゃね。


ひまわに 作・あきやま ただし PHP
ひまわには、ひまわりの顔をしたわに。見ているだけでぽかぽかした暖かい気持ちになれるから不思議。 今日も、お母さんのところで眠る
ひまわにの絵を見ているだけで大笑い。 本当に、周りを暖かくするひまわに!
★★★


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