じぶんだけのいろ いろいろさがしたカメレオンのはなし Color of His Own by leo Lionni, 1975
作・レオ・レオニ 訳・谷川 俊太郎 好学社
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行く先々で色がかわるカメレオンには自分の色がない。ある日、もう一匹のカメレオンに会い、いっしょに同じ色に変わった。
自分の色がなくても、いろいろな色にかわれることを、分かち合えました。
自分だけの色は、一色でなくても良いのです。同じ色になれるのですから。
★★★ |
くまさん くまさん 作・なかがわ りえこ 絵・やまわき ゆりこ 福音館
Little Bear Little Bear by Rieko Nakagawa,1995 |
くまさん、くまさん、歯を磨く、顔を洗う、朝ご飯から始まって、たくさんのお手伝いがつづられている。
くまさんの楽しい一日が、「くまさん、くまさん」と繰り返しを付けながらリズムよく流れていく可愛い絵本。
★★★ |
たからさがし 作・なかがわ りえこ 絵・おおむら ゆりこ 福音館 1964
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ゆうじと うさぎのギックが魔法の杖を同時に見つけた。どちらが先に見つけたのか、かけっこや、相撲、幅跳びで勝負したが、
どれもこれも引き分け。そこで ギックのおばあちゃんに勝敗の行方をゆだねることにした。
★★★ |
だるまちゃんとかみなりちゃん 作・加古 里子 福音館 1968
| かみなりちゃんの、変なまるいものが木の枝にひっかかった。それを取ろうと、必死のだるまちゃん。
そこへ、大きなかみなりどんがやって来て、だるまちゃん達を、雷公園のプールに連れて行く。
★★★ |
だるまちゃんとうさぎちゃん 作・加古 里子 福音館 1972
| 冬の間、だるまちゃんとうさぎちゃんは、色々な雪だるまを作ったり、
てぶくろでウサギの人形を作ったり、うさぎのナフキン、うさぎの帽子を紙で折ったり楽しく過ごした。
作り方が乗っているので、本を見ながら実際にやって楽しめるよ。
★★★ |
ごんちゃんとぞうさん 作・馬場 のぼる PHP 1986
| 大きな鍋をみつけたゴリラのごんちゃんは、太鼓にしたり、玉乗りしてみたり、
皆を驚かしたりする。 そしてぞうさんと、ブランコを作って遊び始める。
★★ |
かえるがみえる 作・まつおか きょうこ
絵・馬場 のぼる こぐま社 1975 |
言葉遊びの本、「かえるが〇える」の〇の部分が挿絵とともにかわる。
かえるが帰る、かえるが替える、かえるが買えるも楽しかったが、
かえるがはえる(!)、かえるが増える(!?)、、、かえるがたくさん生った木の絵に大笑いです。
★★ |
おふろだいすき 作・松岡 享子
絵・林 明子 福音館1982 |
プッカとお風呂にはいっていたら湯船の中から、かめ、ペンギン、オットセイ、カバ、くじらと次々に現れる。
みんなで、肩までつかって50数えたら、お母さんの呼ぶ声がした。
ちょっと不思議なお風呂場のお話。こんなお風呂ならみんな大好きになるね(?)
★★ |
ぎったん ばったん 作・なかえ よしを 絵・上野 紀子 文化出版局 1977
| シーソーに停まった鳥さん、そこへねずみさんが、うさぎさんが・・・次から次へと動物が
増えていき、そのたびにシーソーがぎったんばったんと動く。 私は、ぎったん ばったん でしたけどね。
★★★ |
ごろ ごろ ごろ 作・長 新太 BL出版 1999
| ボールにあたった象が、まるくなって転がった。その象のボールに
あたったお母さんがまるくなって転がった。お母さんのボールにあたったお父さんが転がって、最後に
犬に吠えられみんな、元通りに戻るお話。 ★★ |
かえるとカレーライス 作・長 新太 福音館 1988
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かえるが住む池のそばの山が噴火した。 溶岩ならぬカレーが流れてきた。 かえるはカレーをどんどん食べた。
その夜、かえるの鳴き声は「カレーカレーカレー」だったなんて。笑
★★ |
あら どこだ 詩・神沢 利子 絵・長 新太 国土社 1987
| 詩集。 私が気に入ったのは、「紙ひこうき」「空のおなべ」。
★★ |
ろくべえ まってろよ 作・灰谷 健次郎 絵・長 新太 文研出版
| 穴に落ちた犬のろくべぇを助けようと、小学生が知恵をだしあう。
どうやって助けるのか、助かるのだろうか・・・。
★★ |
ほしのぎんか グリム童話 絵・シュチェパーン・ザブジェル 訳・佐々木 元 フルーベル
Die Sterntaler ,1969 |
一人ぼっちの女の子は、着ている洋服とパンしかない。女の子は貧しい身なりのおじさんにパンをあげ、ふるえている子供に
服をあげ、とうとう裸になる。その時、たくさんの星が降り、星は銀貨になり、女の子は幸せに暮らした。
★★ |
ちいさなねこ 作・石井 桃子 絵・横内 襄 福音館 1963
| ちいさな猫が、お母さん猫の見ぬ間に、一人ででかける。出先で、
子供に捕まったり、自動車にひかれそうになったり、しまいには犬に追いかけられて木の上で、お母さん猫の助けをよぶ。
危険な冒険に出かけても、呼んだら助けに来てくれる母と子の信頼の絆のお話。
★ |
ぼくのじまんのトラおじさん My G-r-r-reat Uncle Tiger by James Riordan, 1995
作・ジェームズ・リオーダン 絵・アレックス・アイリフ 評論社 |
ネコのマーマレードはごみ捨て場で絵本を拾った。
その中の縞模様のトラを見て、自分のおじさんだと勘違いする。ネコ達は、マーマレードのおじさんに会いに
動物園へでかけた。 色が形が似ていても、ネコとトラじゃえらい違い!
★ |
かまきりのちょん 作・得田 之久 福音館 1967 |
目が覚めたかまきりは、足や触覚の手入れをして、狩にでかけた。てんとうむしに逃げられたり、
みのむしに振り落とされたり失敗した後、殿様バッタを捕まえ、おなかいっぱいになる。
何気ないストーリーの中に、生きていくための厳しさ、自然界の残酷さなんかがあっさり描かれています。笑
★ |
おとうさんといっしょに 作・白石 清春 絵・いまき みち 西村 繁男 福音館 1987
| 脳性小児麻痺で体が自由に動かない「あきくん」のお父さんのお話。
今日はお母さんが用事ででかけたので、お父さんと保育園へ行かねばならない。電動車椅子は自転車より遅いので、
いつもよりはやめに家をでた。 ★★ |
おなべ おなべ にえたかな 作・こいで やすこ |
きつねのきっこと、いたちの「にい」と「ちい」が、おばあさんの代わりにスープの番をする。
「おなべ、おなべ、にえたかな?」「コト コト コト にえたか どうだか たべてみよ コト」
あまりの美味しさに、味見をしすぎて空っぽになる。
味加減、煮え加減をおなべが教えてくれるなんて便利です。お腹がすきそうなお話です。
★★★ |
おじさんのつえ 作・五味 太郎 岩崎書店 1977
| おじさんの杖は不思議。パイプになったり、ストローになったり、笛になったり、花火になったり。
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