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[2004年8月]
No.23


オススメ度 ★〜★★★
じぶんだけのいろ いろいろさがしたカメレオンのはなし Color of His Own by leo Lionni, 1975
作・レオ・レオニ 訳・谷川 俊太郎 好学社
行く先々で色がかわるカメレオンには自分の色がない。ある日、もう一匹のカメレオンに会い、いっしょに同じ色に変わった。
自分の色がなくても、いろいろな色にかわれることを、分かち合えました。 自分だけの色は、一色でなくても良いのです。同じ色になれるのですから。
★★★


くまさん くまさん 作・なかがわ りえこ 絵・やまわき ゆりこ 福音館
Little Bear Little Bear by Rieko Nakagawa,1995
くまさん、くまさん、歯を磨く、顔を洗う、朝ご飯から始まって、たくさんのお手伝いがつづられている。
くまさんの楽しい一日が、「くまさん、くまさん」と繰り返しを付けながらリズムよく流れていく可愛い絵本。
★★★


たからさがし 作・なかがわ りえこ 絵・おおむら ゆりこ 福音館 1964
ゆうじと うさぎのギックが魔法の杖を同時に見つけた。どちらが先に見つけたのか、かけっこや、相撲、幅跳びで勝負したが、 どれもこれも引き分け。そこで ギックのおばあちゃんに勝敗の行方をゆだねることにした。 
★★★


だるまちゃんとかみなりちゃん 作・加古 里子 福音館 1968
かみなりちゃんの、変なまるいものが木の枝にひっかかった。それを取ろうと、必死のだるまちゃん。 そこへ、大きなかみなりどんがやって来て、だるまちゃん達を、雷公園のプールに連れて行く。

★★★


だるまちゃんとうさぎちゃん 作・加古 里子 福音館 1972
冬の間、だるまちゃんとうさぎちゃんは、色々な雪だるまを作ったり、 てぶくろでウサギの人形を作ったり、うさぎのナフキン、うさぎの帽子を紙で折ったり楽しく過ごした。
作り方が乗っているので、本を見ながら実際にやって楽しめるよ。
★★★


ごんちゃんとぞうさん 作・馬場 のぼる PHP 1986
大きな鍋をみつけたゴリラのごんちゃんは、太鼓にしたり、玉乗りしてみたり、 皆を驚かしたりする。 そしてぞうさんと、ブランコを作って遊び始める。
★★


かえるがみえる 作・まつおか きょうこ  絵・馬場 のぼる こぐま社 1975
言葉遊びの本、「かえるが〇える」の〇の部分が挿絵とともにかわる。
かえるが帰る、かえるが替える、かえるが買えるも楽しかったが、 かえるがはえる(!)、かえるが増える(!?)、、、かえるがたくさん生った木の絵に大笑いです。
★★


おふろだいすき 作・松岡 享子  絵・林 明子 福音館1982
プッカとお風呂にはいっていたら湯船の中から、かめ、ペンギン、オットセイ、カバ、くじらと次々に現れる。 みんなで、肩までつかって50数えたら、お母さんの呼ぶ声がした。
ちょっと不思議なお風呂場のお話。こんなお風呂ならみんな大好きになるね(?)
★★


ぎったん ばったん 作・なかえ よしを 絵・上野 紀子 文化出版局 1977
シーソーに停まった鳥さん、そこへねずみさんが、うさぎさんが・・・次から次へと動物が 増えていき、そのたびにシーソーがぎったんばったんと動く。
私は、ぎったん ばっん でしたけどね。
★★★


ごろ ごろ ごろ 作・長 新太 BL出版 1999
ボールにあたった象が、まるくなって転がった。その象のボールに あたったお母さんがまるくなって転がった。お母さんのボールにあたったお父さんが転がって、最後に 犬に吠えられみんな、元通りに戻るお話。
★★


かえるとカレーライス 作・長 新太 福音館 1988
かえるが住む池のそばの山が噴火した。 溶岩ならぬカレーが流れてきた。 かえるはカレーをどんどん食べた。
その夜、かえるの鳴き声は「カレーカレーカレー」だったなんて。笑
★★


あら どこだ 詩・神沢 利子 絵・長 新太 国土社 1987
詩集。 
私が気に入ったのは、「紙ひこうき」「空のおなべ」。
★★


ろくべえ まってろよ 作・灰谷 健次郎 絵・長 新太 文研出版
穴に落ちた犬のろくべぇを助けようと、小学生が知恵をだしあう。
どうやって助けるのか、助かるのだろうか・・・。
★★


ほしのぎんか グリム童話 絵・シュチェパーン・ザブジェル 訳・佐々木 元 フルーベル
Die Sterntaler ,1969
一人ぼっちの女の子は、着ている洋服とパンしかない。女の子は貧しい身なりのおじさんにパンをあげ、ふるえている子供に 服をあげ、とうとう裸になる。その時、たくさんの星が降り、星は銀貨になり、女の子は幸せに暮らした。
★★


ちいさなねこ 作・石井 桃子 絵・横内 襄 福音館 1963
ちいさな猫が、お母さん猫の見ぬ間に、一人ででかける。出先で、 子供に捕まったり、自動車にひかれそうになったり、しまいには犬に追いかけられて木の上で、お母さん猫の助けをよぶ。 
危険な冒険に出かけても、呼んだら助けに来てくれる母と子の信頼の絆のお話。


ぼくのじまんのトラおじさん My G-r-r-reat Uncle Tiger by James Riordan, 1995
作・ジェームズ・リオーダン 絵・アレックス・アイリフ 評論社
ネコのマーマレードはごみ捨て場で絵本を拾った。 その中の縞模様のトラを見て、自分のおじさんだと勘違いする。ネコ達は、マーマレードのおじさんに会いに 動物園へでかけた。 
色が形が似ていても、ネコとトラじゃえらい違い!


かまきりのちょん 作・得田 之久 福音館 1967
目が覚めたかまきりは、足や触覚の手入れをして、狩にでかけた。てんとうむしに逃げられたり、 みのむしに振り落とされたり失敗した後、殿様バッタを捕まえ、おなかいっぱいになる。
何気ないストーリーの中に、生きていくための厳しさ、自然界の残酷さなんかがあっさり描かれています。笑


おとうさんといっしょに 作・白石 清春 絵・いまき みち 西村 繁男 福音館 1987
脳性小児麻痺で体が自由に動かない「あきくん」のお父さんのお話。  今日はお母さんが用事ででかけたので、お父さんと保育園へ行かねばならない。電動車椅子は自転車より遅いので、  いつもよりはやめに家をでた。
★★


おなべ おなべ にえたかな 作・こいで やすこ
きつねのきっこと、いたちの「にい」と「ちい」が、おばあさんの代わりにスープの番をする。 「おなべ、おなべ、にえたかな?」「コト コト コト にえたか どうだか たべてみよ コト」 あまりの美味しさに、味見をしすぎて空っぽになる。
味加減、煮え加減をおなべが教えてくれるなんて便利です。お腹がすきそうなお話です。
★★★


おじさんのつえ 作・五味 太郎 岩崎書店 1977
おじさんの杖は不思議。パイプになったり、ストローになったり、笛になったり、花火になったり。


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