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中川李枝子
Rieko Nakagawa


1935年、札幌生まれ。山脇百合子(大村)さんとは実の姉妹。 東京都立高等保母学院を卒業後 保母として働く。 児童文学「いたどり」の同人として創作活動を続けた。 「ぐりとぐらシリーズ」「そらいろのたね」など有名作品が多い。 「となりのトトロ」の「さんぽ」を作詞。

「いやいやえん」で厚生大臣賞、NHK児童文学奨励賞、サンケイ児童出版文化賞、 野間児童文芸賞奨励作品賞などを受賞。

自分が幼少の頃に読んでいた絵本を読み聞かせる時、 時代がかわっても素敵な絵本は色褪せないのだな、と感じます。 そして、大人になってから読むとまた違った発見や感じ方があったりするものですね。






ぐりとぐらシリーズ

ロングセラー

オススメ度 ★〜★★★
ぐりとぐら 絵・大村 百合子 福音館 
GURI and GURA by Rieko Nakagawa ,1963
ぐりとぐらが、森でどんぐりや栗拾いをしていたら、大きなたまごが落ちていた。 「あさからばん まで たべても まだのこるくらいの 大きいかすてら」を作ることにした。卵が大きくて運べないので、 家から材料と道具を持ってきた。
料理することと食べることが大好きな、ぐりとぐらのおはなし。
★★★


ぐりとぐらのおきゃくさま 絵・大村 百合子 福音館
GURI and GURA and their guest by Rieko Nakagawa ,1966
ぐりとぐらは、雪の上に大きい足跡を見つけた。 辿っていくと自分たちの家に着いた。  既に足跡の主は、長靴をぬぎ、真っ赤なオーバー、襟巻き、帽子を掛け中に入っていた。   ぐりとぐらが、足跡の主を探していると、台所からいい匂いがしてきた。
ぐりとぐらの絵本の食べ物は、いい匂いまで しそうなくらい美味しそう。
★★★


ぐりとぐらの1ねんかん 絵・山脇 百合子 福音館
1月、一年中良い日でありますように、、、 2月、子どもは風の子雪の子だ。
各月ごとに、季節感あふれるイラストと、リズムの良い詩で綴る一年間。
★★★


ぐりとぐらのおおそうじ 絵・やまわき ゆりこ 福音館 2002 
Guri and Gura make a spring house cleaning by Rieko Nakagawa ,2002
春になり うちの中は埃だらけ。マフラーを 埃よけのマスクにし  ゴーグルをかけ 大掃除を始めた。ぼろきれや着れなくなった洋服を体にまきつけ、 雑巾がわりになって床を滑るぐり。 手や足にまきつけて、ほうき・はたきになるぐら。 すごい格好の ぐりとぐらを お化けだと思ったウサギたちがやってきた。
春になると なんだか嬉しくて お部屋の大掃除をしたくなりますね。 それにしても 豪快な大掃除に 子供たちも大笑い。 こんな掃除なら 喜んで手伝ってもらえそう。
★★★


ぐりとぐらとすみれちゃん 絵・やまわき ゆりこ 福音館 2000 
Guri and Gura and Sumire-chan by Rieko Nakagawa ,2000
すみれちゃんが持ってきた大きな「すみれかぼちゃ」。 空に「えいっ」とほおり投げ 落ちたひょうしに真っ二つ。 ぐりとぐら、すみれちゃん、森の動物たちの料理作りがはじまり、美味しそうなごちそうができあがる。
すみれちゃんは実在する女の子で、4歳で脳腫瘍のため亡くなったそうです。 ぐりとぐらとかぼちゃが大好きだったそうです
★★★








そらいろのたね 絵・大村 百合子 福音館 1964
ゆうじは模型飛行機を、きつねの「そらいろのたね」と交換した。 種を埋め水をかけた翌日、土から「そらいろの家」がでてきた。  その家は、どんどん大きくなり、町じゅうの子ども達や森じゅうの動物達が遊びにきた。
★★★


くまさん くまさん 絵・やまわき ゆりこ 福音館
Little Bear Little Bear by Rieko Nakagawa,1995
くまさん、くまさん、歯を磨く、顔を洗う、朝ご飯から始まって、たくさんのお手伝いがつづられている。
くまさんの楽しい一日が、「くまさん、くまさん」と繰り返しを付けながらリズムよく流れていく可愛い絵本。
★★★


たからさがし 絵・おおむら ゆりこ 福音館 1964
ゆうじと うさぎのギックが魔法の杖を同時に見つけた。どちらが先に見つけたのか、かけっこや、相撲、幅跳びで勝負したが、 どれもこれも引き分け。そこで ギックのおばあちゃんに勝敗の行方をゆだねることにした。 
★★★



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