ぼくはめいたんてい きょうりゅうのきって
作・マージョリー・W・シャーマット 絵・マーク・シマント 訳・光吉 夏弥 大日本図書
Nate the Great and the Sticky Case |
名探偵ネートが、友人クロードの紛失した大事な恐竜の切手を探しだす。この事件では、犬のスラッジが重要な鍵をにぎっていた。
9歳の名探偵ネートが友人から依頼される事件を、解決していくシリーズ。他5巻
★ |
おうちにかえろう 文・ロア・シーガル 絵・ジェイムズ・マーシャル 訳・ひらいし たかき 冨山房
All the Way Home by Lore Segal |
お母さんと女の子のジュリーと赤ちゃんのジョージが公園に行った。
そこで、転んだジュリーは「わあああん」と泣き出した。ジョージは「にやにやにや」と笑っている。
「おうちまで、ずぅっと ずぅっと 泣いてるもおおおん」というジュリー。
★ |
いつまでねてるレオンちゃん 作・アンヌ・ロラデュー 絵・ミレイユ・ダランセ 訳・いせ ひでこ 朔北社
Leon Zozio |
5羽の兄さん、姉さんの小鳥たちは、飛ぶ練習をしていた。レオンは、不安で一度も飛べすにいる。
母さん鳥が、心を痛めてもレオンは眠ったまま。本当は、飛びたいのに無感心を装う。
それを見ていた父さん鳥は、レオンを蹴飛ばす。レオンは、巣から落ち小さな翼を広げる。
未知の世界へ飛び出す時の、不安と好奇心。 ハードルを超えられずに一人取り残されるような孤独感。
そして、子供の 成長過程を見守る周囲の温かい励ましや後押し。
「僕、落ちてなんかいないよ。飛んでるんだよ!」のすがすがしい表情に、「よかったね」とエールをおくりました。
★★ |
パパはウルトラセブン ママだってウルトラセブン 作・みやにし たつや 学研
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ここに登場するママは、どこにでも いるママ。電子レンジで すばやくお弁当を作るママ。
「嘘をついてはいけない」と いつも言うのに、自分のトシを 誤魔化すママ。
でも、パパが、頑張って闘えるのは、ママのおかげ
パパはウルトラセブンの続編。子育て賛歌絵本
★★ |
うさぎの島 作・イエルク・シュタイナー 絵イエルク・ミュラー 訳・おおしま かおり ほるぷ出版
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うさぎの食肉工場で 長く暮らす灰色うさぎと、外から来た茶色うさぎ。
2匹は、自由を求めて工場を脱走する。
自然界の 草のにおい、陽の光、川の水の音を、灰色うさぎはすっかり忘れてしまっていた。
「うちへ帰りたい、工場ほど いい所はない」と工場へ戻る。
自由になり、自然の中を行く茶色うさぎに「幸せを祈るよ」と言いながら、、。
狭いひとつの世界しか知らず、食に不自由せず、身に迫る危険もなく
、寒暖(季節)も明暗(昼夜)もわからずに生きています。それに満足し幸せだと感じる恐ろしさは、
我々の現代生活と似ている気がします。
★★★ |
1こでも100このりんご 作・井上 正治 岩崎書店
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白黒の絵の中に、真っ赤なりんごが ひとつ描かれている。果物屋さんの店先に飾られていたリンゴを見て、
通る人々が、それぞれの思いを語る。見る人が100人いれば、100通りのリンゴになる。
それぞれ色々な考え方や感じ方があります。
★★ |
ありこちゃんのおてつだい 作・高家 博成 絵・仲川 道子 童心社
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巣の中で幼虫の お世話をしていた ありのありこちゃん、
お姉さんありに、「あぶらむしさんの ところへ行って、蜜をもらうよう」
お手伝いをたのまれる。無事に行って 帰ってこれるかな?
蟻社会が女系であること、太陽の位置や仲間がだした匂いを
目印に行動すること、アブラムシのおしりからでる、甘露をお腹にため、口から出して
、幼虫に与えること、あり地獄という敵がいること。いろんなことが、さりげなくお話の中に入っています。
★★★ |
てんとうむしのてんてんちゃん 作・高家 博成 絵・仲川 道子 童心社
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てんとうむしの てんてんちゃん達が遊んでいたら、かなへびがあらわれて、
食べられた。ピンチ!
テントウムシは、すごい秘密兵器をもっていますね。
★★★ |
ハリーのだいかつやく Harry and The Lady Next Door
作・ジーン・ジオン 絵・マーガレット・ヴロイ・グレアム 訳・もり ひさし ペンギン社
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皆の耳が痛くなるお隣のおばさんの歌。なんとか止めさせようと、ハリーはいろいろやってみた。
吼えたり、メウシ達にないてもらったり、だけど 失敗ばかり。
ハリーが頑張れば頑張るほど、思惑が外れていきます。頑張れ、ハリー!
★★ |
ハリーのセーター No Roses for Harry!
作・ジーン・ジオン 絵・マーガレット・ヴロイ・グレアム 訳・わたなべ しげお 福音館
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おばあちゃんから、バラ模様のセーターが届く。でも、ハリーは気に入らない。捨てても捨てても、
色んな人が、みつけて届けてくれる。どうしたものかと考えていると鳥が毛糸の端を加えて
飛んで行く。セーターはみるみるうちに解けハリーは大喜び。
折角、バラ模様のセーターを処分できたのに、
おばあちゃんが遊びにくると聞いて、しっぽがちょろんとたれたハリー。今度はバラ模様のセーターを
着なくちゃならないのに、ないなんて・・・。いつも間が悪くて笑いながら応援しています。
★★ |
ころわんのおるすばん 作・間所 ひさこ
絵・黒井 健 ひさかたチャイルド
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ころわんは、まあるい、かわいい子犬。お母さん犬と一緒に暮らしている。
ある日、初めてお留守番することになった。お母さんが、なかなか帰ってこないので、心配になり探しに行く。
おうちの人と、予防注射を受けに行ったとわかり、安心する。やっぱりおうちで 待つことにした。
初めての初めてのお留守番って、ドキドキで不安だったりするよね。
★ |
ころわんと がががが 作・間所 ひさこ
絵・黒井 健 ひさかたチャイルド |
がががが、何の音だろう?と見に行くが、怖くて戻ってきた。今度は皆で、一緒に がががが探検隊出発!
★ |
やさいのうんどうかいおおさわぎ 作・さくら ともこ
絵・吉村 司 PHP |
野菜の国の運動会。みんなが 体操しているのに、もやしくんは 知らん顔。
「ぼくは 体が細くて、大きくないし、力もない、運動会は大嫌い」
でも、もやしくんが、活躍できるものがあった。それは、障害物競走
小さくたって、力がなくたって、
一等賞になれることあるんだね。
★ |
やさいのパーティおおさわぎ 作・さくら ともこ 絵・吉村 司 PHP |
「野菜畑の真中に、野菜の国がありました、、」キャベツ王子と トマト姫、にんじん大臣たちは、
みんなで愉快に遊ぶには、どうしたらいいか考えていた。
野菜がたくさん集まって、パーティしていたら
あれれ、サラダになっちゃった
★ |
やさいのクリスマスおおさわぎ 作・さくら ともこ 絵・米山 永一 PHP |
もみの木を飾って、ケーキを焼いて、野菜のお城は忙しい。
でもサンタクロースって どんな人か わからない。赤カブさんや、赤ピーマンは サンタさんにそっくり。
赤い野菜って たくさんあるんだね
★ |
へんてこライオンがいっぱい 作・長 新太 小学館 |
へんてこなライオンの5つのお話。ゆうちゃんや、しんくんが歩いていると、
へんてこなライオンに会う。 ライオンは、いろんなものに変身する。
ナンセンス絵本
★ |
ぼくのくれよん 作・長 新太 講談社
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ぞうの大きな大きなくれよん。青いくれよんでびゅーびゅー書くと、かえるは池だと思って飛びこんだ
。赤いくれよんでびゅーびゅー・・黄色いくれよんでびゅーびゅー・・最後はライオンに怒られるが、
ゾウはまだまだ書きたりない。
最後にゾウがしたことは・・。ゾウの素直な反応に、笑いました。
★★★ |
かってなくま 作・佐野 洋子 絵・広瀬 弦 偕成社
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森のクマが、畑を耕し始めた。 友人達が「何しているの」と聞いても、「かってだろう」と ちゃんと答えない。
しばらくすると、畑には一面の花が咲く。クマは、友人達に花を届ける。
友達と関わるのが不器用なクマ。勝手なクマだと思ってたけど、見かけだけでした。
クマも見かけによらないね(笑)
★ |
ぺこぺこ 作・佐野 洋子 文化出版局
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お后様や家来に、ぺこぺこする王様。ご飯を食べる時も、お皿の上の魚にペコリと頭をさげて 食べ始める。
ある日、隣の国が 戦争しにやって来た。隣の国の、大砲はお城の上に どかんどかん落ちるが、
お城もペコリとお辞儀をするのでどこにもあたらない。
「おとうさん お話して、ぺこぺこしたやつ」で王様の話が始まって、
「ほんとうに、かんけりの 缶が ぺこぺこしたお話だったね」で終わる。変なお話 笑。
★★ |
かぜひきたまご 作・舟崎 克彦 絵・杉浦 範茂 講談社
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ぼくが拾った不思議なたまご、身代わりになってくれる。ぼくの代わりに 風邪をひき、ママの代わりに怒り、
ぼくの代わりに じんましんになり、ぼくの代わりに 咳をしてくれて、、、。
そんなたまごが、むくむく大きくなって、「そろそろ おとなに なりそうです」という。
一体、卵から、何が産まれてくるのだろう??という疑問は、ほのぼのとした 笑いにかわります。
★★★ |
はかまだれ 作・舟崎 克彦 絵・村上 豊 ひくま出版
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昔、「はかまだれ」という大泥棒がいた。
よる年なみに、見るかげもなく 落ちぶれて、追っ手に 捕まりそうになる。
心を入れ替えるから、と仏を拝むと、大岩が転がってきて下敷きになる
数え切れぬ 深い罪を犯し、涙ひとつ
こぼさぬ男が、母親のために罪滅ぼしをする 不思議な物語でした。
文章のいいまわしが難しく、言葉の意味を解説しながら読みました。
★★★ |
かいけつウンコの助 作・ 舟崎 克彦 学研 |
お江戸の町は、まっ暗闇夜。今日も、哀れな者達が、悪い奴らにからまれている。
どこからともなく 正義の味方があらわれて、悪党どもをけちらした。お礼を言おうと
あたりを見ても、 そこにウンコが落ちているだけ。
ウンコのまんまの侍、”かいけつウンコの助”
楽しくて元気がでるお話です。どうして、男の子はウンコの話が大好きなんでしょう?
★★★ |
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