空とぶ船と世界一のばか 文・アーサー・ランサム 絵・ユリー・シュルヴィッツ 訳・神宮 輝夫 岩波書店
THE FOOL OF THE WORLD AND THE FLYING SHIP BY Arthur Ransome ,1968
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「空飛ぶ船を持ってきたものに王女を嫁にやる」と、王様のおふれを聞いて 無邪気な世界一のバカが旅に出た。
旅先で会った老人のお告げに従って、空飛ぶ船を手に入れる。途中で不思議な7人の男達を 船に乗せ 城へとやってきた。
王様は、ただの田舎者に 嫁にやるのが惜しくなり、無理難題を言って追い払い、船だけを手に入れようとする。
7人の男達は、不思議な力で無理難題をやってのける。
ロシアの昔話。1969年、コルデコット賞受賞
絵本にしては長編でしたが、読み応えあります。不思議な男達のすばらしい活躍にホレボレ。
神様は無邪気な人間が好きだから、最後には何もかもよいようにしてくださるハッピーエンドです。
★★★ |
かばくんのふね 作・岸田 衿子 絵・中谷 千代子 福音館 1964
| かばくん親子は、雨で洪水になった動物園で、救援ボートになって大活躍する。
「こどものとも」のシリーズ1作目
★★★ |
ぞうくんは むかし あかんぼでしたか 詩・岸田 衿子 絵・中谷 千代子 偕成社 1980
| かばくんのお風呂はあったかい?らいおんは髪の毛切ったことがある?さるくん手紙書いたことある?
ぞうくん、あかんぼのぞうくんは 泣き虫ですか? 子供の問いかけの詩集
★ |
タンタンのずぼん 作・いわむら かずお 偕成社 1976
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おばあさんが作ってくれた タンタンのズボンはだぶだぶで、吊り(サスペンダー)は長すぎる。
その吊りを 竿にかけて、ぶらんこしたり、電車ごっこしたり、たんたんは、いろいろなことができるボンが大好き。
吊りってこんなに使い道があったんですね。笑
★★★ |
かんがえるカエルくん 作・いわむら かずお 福音館 1996
| カエルくんとネズミくんが考えている。ミミズの顔はどこにある?空はどこからどこまで?
キミはキミなのにどうしてボクなの? カエルくんもネズミくんもとてもかわいらしいです。
コマ割りの挿絵で、バタバタアニメを見るかのよう。考え悩む姿も、解決(?)した姿も楽しくてかわいらしい。
小さい時は色々興味を持ったり、不思議だったり、そんなことも考えたっけ・・・なんて大昔を思い出しながら。笑。
★★★ |
ぜったいがっこうにはいかないからね 作・ローレン・チャイルド 訳・木坂 涼 フレーベル
I am Too absolutely small for school by Lauren Child,2004
| あたしはまだ大きくないし、学校へ行ってる時間もないし、
数も10まで数えれば十分、と学校に行きたがらない妹に、とうとう初登校の日がやってきた。
新しい環境に不安を感じる妹、その気持ちがよくわかるお兄ちゃんの
絶妙なやりとり、なんだかんだと理屈をこねる理屈にも大笑いです。
★★★ |
かかかかか 作・五味 太郎 偕成社 1991 |
「蚊」が「か」のつく動物を刺していく。逆にカマキリに脅されたり、亀の甲羅が硬かったり・・・
「か」と「が」しかない文ですが、よく見ると意味があり、
動物たちのどこが刺されたのか探すのも楽しいですね。赤ちゃんむきだと思っていたけど、奥深いユニークな本でした。
★★★ |
だるまちゃんとだいこくちゃん 作・加古 里子 福音館 1991
| 「大黒ちゃんの打ち出の小槌を さらさら振れば 望みの品が
えい えい えい」うらやましくなった だるまちゃんは 打ち出の小筒を作った。
「うちでの小筒を がさがさ振れば 願いの物が おう おう おう」
望みのもの、願いのものが ざくざく出てきて楽しそう。
★★ |
サザンちゃんのおともだち 作・かこ さとし 偕成社 1973 |
サザンちゃんは学校が終わってから、林で動物の子供たちに、今日習ったことを教えていた。動物の子供達は、
サザンちゃんに教えてもらうのを楽しみにしていたが 日曜日は学校がお休み。サザンちゃんはがっかりする
動物の子供たちに、村の祭りの用意をして踊りくらべに参加しようと提案する。
★ |
もりでいちばんつよいのは? The Gruffalo by Julia Donaldson by,1999
文・ジュリア・ドナルドソン 絵・アクセル・シェフラー 訳・久山 太市 評論社 |
森を歩くネズミは動物から狙われるたび「これからグラファロという恐ろしい動物と会う」と嘘をつき ピンチを切り抜ける。
しかし、ネズミは本物のグラファロに出くわしてしまう。
この大ピンチに、どんな機転をきかせるのか??なるほどね。笑
★★★ |
ハネスうさぎのたんじょうび 作・バーナデット・ワッツ 訳・森山 京 講談社
Hase Hannes Hat Geburtstag by Barnadette,1998 |
誕生日の招待状を配って歩くハネスに、皆 よそよそしく忙しそうだった。それには訳があった。
お決まりストーリーですね。皆、誕生日のお祝いの準備で忙しかったのですね。
★★ |
ゆうたくんとしょうぼうしゃ 作・なかえ よしを 絵・大久保 宏昭 教育画劇 1994
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犬のべスを散歩させるゆうたくんは、毎夕 消防署の前で おばあさんに会う。おばあさんはベスをかわいがり、
ベスもゆうたくんもおばあさんが大好き。ある日突然、おばあさんが来なくなる。救急車で運ばれ病院に入院していたのだ。
病院に犬は入れないし、どうするのかな?と思ったら、はしご車にのって
窓の外からお見舞い。訓練の日に消防士さんが粋な計らいをしてくれました。
★★ |
でんしゃえほん 作・井上 洋介 ビリケン出版 2000 |
ゆっくりお散歩電車、一人乗りの贅沢電車、カブトムシ電車、電線電車、ナンセンス電車がいっぱい。
息子たちが声を合わせて、「この電車が一番乗りたい!」それは
煙突立てたラーメン電車!ラーメンが食べれる電車です。息子たちはラーメンが大好き。
★★ |
カボチャありがとう 作・木葉井 悦子 架空者 1994 |
カボチャが歩いているとカタツムリが「かぼちゃが たべたーい」と寄ってくる。カボチャは「いいよ」と言って
体の上に乗せて歩く。次から次へと虫や生き物が「食べたい」と来て、体いっぱいに乗せる。
かぼちゃが、「あーおもたい」と座り込むと、一斉に「いただきまーす」と言って食べ始める。
乗せて歩いてあげたのに、食べるなんて ヒドイと息子たち。
カボチャは食べられたお陰で、種になって土の中で眠れたという意味、わかんないかなぁ・・・笑
★★ |
かぜひき ころわん 文・間所 ひさこ
絵・黒井 健 ひさかたチャイルド 1997 |
風邪をひいたころわんは、注射をしお薬を飲んで元気になる。友達に、注射は痛くなかった、お薬は苦くなかったと話すころわん。
★ |
クリスマスのころわん 作・間所 ひさこ
絵・黒井 健 ひさかたチャイルド 2003 |
クリスマスの日、ちょろわんのおうちでケーキをご馳走になった帰り道、真っ赤なとんがり帽子が落ちていた。
「帽子をなくした誰かさん、ボクここで待っててあげる」
美味しいものを食べれるし、街はピカピカ綺麗だし、でクリスマスが
何だかわからなくても、楽しそうなものだと感じたころわん。尻尾のパタパタが止まらないのがかわいいね。
★ |
おおおとこエルンスト 作・寮 美千子 絵・篠崎 正喜 小学館 1996 |
大男エルンストと、ピンクの象のレニが、夏の海をめざす。バス乗り場で、バスを足にくくりつけローラースケートのように走り出す。
愉快、豪快、電線引きちぎって 離れ小島を引き寄せるなんて滅茶苦茶すぎて息子ら大喜びです。
★★ |
ハービーのおかしなケーキうた A Cake for Herbie by Petra MATHERS ,2000
作・ベトラ・マザーズ 訳・今江 祥智、遠藤 育枝 BL出版 2001
| ハービーは「詩を詠んでケーキをもらおう」というコンテストに出場する。
★★ |
かいじゅうズングリのピザやさん 作・末吉 暁子 絵・西川 おさむ ポプラ社 2002 |
くらくらもりの魔女からピザの注文を受けたズングリ。日が沈むまでに持っていかないとカエルにされてしまう。
いたずらツリーや毒リンゴの森を抜け、嘘つき骸骨にだまされ、クモの巣迷路に迷い込む。そして、木のてっぺん
で降りれなくて泣いている女の子に会う。 ざわざわ森のがんこちゃんシリーズでおなじみの作家。
★★ |
みんな おそろい 作・山脇 恭 絵・末崎 茂樹 偕成社 1992 |
今日から「のはらえん」が始まった。うさぎくんは、タンポポ色のスモックを着てでかける。
タンポポ色の子を誘い合って「のはらえん」へ向かう途中、近道をして森を抜けようとした。
★★ |
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