ミラノ Milano2
ミラノ中央駅前広場にあるモニュメント。(右) ファッションの中心地ミラノを「針と糸」で表したらしい。
市民には不評とか。。。藁
ミラノで地下鉄に乗ったときは、(区間関係なく運賃は1ユーロ)イタリアの
どこの街でも見かけたジプシーらしきおじいさんと孫が電車内でアコーディオ
ンとタンバリンで演奏をはじめ、その後、空き缶を持って乗客の前に差し出し
ます。みんな無視してるんだけど
、私たちの目の前にくると無視してもなかなかあきらめてくれずにいたので、
ちょっと恐かったし、困りました。それにしても、日常茶飯事らしく車掌が注
意することもなかったし市街地の道端で物乞いするジプシーもなんら追い出さ
れる事はないようでした。
スフォルツェスコ城(左)
敷地内の美術館にミケランジェロの未完の大作「ロンダニーニのピエタ」がありました。
城を取り囲むお堀跡は猫たちの棲家になっていた。
ミラノの猫はおしゃれか?と思い、しばし見物。
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サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会
この中の食堂に「最後の晩餐」があります。
それにしても、小説「ダヴィンチ・コード」を読んだ母や私にとって今回の美
術館や教会にある数々の絵画を観ることは、いくら小説とはいってもあまりに
上手く書かれているので、思わずフィクションかと信じたくなるほどでした。
(「最後の晩餐」でイエスの左隣にいるヨハネと言われている人物はどう見て
も
女性=マリアにしか見えませんでした。)
ローマの「トレビの泉」の近くでジェラートを食べた時は「ピスタチオ」、「
ベリー」、「カプチーノ」味だったので最後のミラノでもジェラートを食べな
きゃと今回は、「マカダミア」、「レモン」、「チョコ」にしました。(ああ
、これはそれぞれが頼んで、味見したんだけどね。)
そして、最後に行ったピッツェリア。
ここが一番好きな味でした。
特にこのお店の「マルゲリータ」と「アンチョビ」のピッツア、
そして、「からすみのバスタ」。
もう、「ボーノ!!」「ボーノ!!!」
そこで、イタリアの食事についてひとこと。日本にいると、イタリアンは好き
な部類の食事だし、どこのレストランへ行っても、それほど間違いはありませ
ん。 家庭でも、イタリアンメニューは好評です。しかし、今回の旅でひとつ
勉強した事。「イタリアに行けば、いつでもどこでも美味しい物が食べられる
と思ったら大間違い。」 フィレンツェなんて、かつて塩が手に入りづらい地
域だったので
パンに塩を入れられなかったそうで、その代わりに、食事の味付けをしょっぱ
くする事で塩分を補っていたそうです。 流れを汲んで、しょっぱい物がご馳
走となるようで、どれを食べてもあとから喉が渇きそうね。と言いながらでし
た。デザートが甘いのは想像がついていたから、まあこんなものかと思って食
べていましたが、(もちろん、美味しい物もあったけど)コーヒーが苦くて少
量でしょ? この甘いケーキを何で流せばいいの?という感じでした。 日本
みたいに、ただでお水が出て来る訳じゃないですしね。でも、食いしん坊の私
は、全てたいらげてきたのでした。爆
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最後の一日となりました。
昨日、下からみてぜひ上まで行ってみたくなりドゥオーモに登りました。
(とはいっても、ここは途中までエレベーターがあるので 母たちも行けました。)
下から見上げたところ。→
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上から、近づいて尖塔を撮影。
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| 上から街並みを見下ろす。 |
思いはたくさん残しながらもミラノを出発。
帰りのJALでの機内食まで写してきました。
往復の機内では、観ていなかった映画をたくさんやっていました。ラッキーと
ばかりに、5本も観て疲れましたが。 藁(なんて貧乏性なのかしら?でも気
になってた「レイ」も「シャークテイル」も観ました。)
世界各国、文化も思想も違っていて本当に興味深いです。これだから、旅が楽
しいと思うしやめられません。ただ、エコノミーで12,13時間という飛行
時間はもう無理かもしれないなあ〜とこれが本音。気持ちは若くても3年前と
は体力が違うのねえ〜〜。(グスッ)
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