スノーマン 作・レイモンド・ブリッグズ 評論社
THE SNOWMAN ANNIVERSARY GIFT EDITION by Raymond Briggs,1978
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目を覚ますと雪が積もっている。少年は庭へ飛び出して雪だるまを作る。
夜、眠れず見に行くと、雪だるまが帽子をとって挨拶をする。
少年は雪だるまを家に招き入れる。
字のない絵本です。雪だるまが物珍しげに
人間の生活に触れイタズラする様子、そして少年を空へ招待するシーン、一夜限りの夢物語で
ファンタジックです。翌日には、すっかり溶けてしまい、優しさとせつなさの入り混じるお話でした。
★★★
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ゆきだるま ストーリー・ブック 作・レイモンド・ブリッグズ 訳・松川 真弓 評論社
The Snowman Story Book by Raymond Briggs,1990
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目を覚ますと雪が積もっている。ジェームズは庭へ飛び出して雪だるまを作る。
夜、眠れず見に行くと、雪だるまが帽子をとって挨拶をする。
少年は雪だるまを家に招き入れる。
字のない絵本を先に見ていたので、どんな言葉で
綴られているのだろうと想像して、読むのが楽しみでした。
★★★
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さむがりやのサンタ 作・レイモンド・ブリッグズ 訳・菅原 啓州 福音館
FATHER CHRISTMAS by Raymond Briggs,1973
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「やれやれまたクリスマスか」とサンタの朝が始る。トナカイに餌をやり、顔を洗い
支度をして、ソリにプレゼントを積み込む。
ずっと、ブチブチと愚痴をいうサンタさん。こんなサンタさんがいても
おもしろいかもしれません。
★★★
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クリスマス・トムテン 作・ヴィクトール・リュードベリィ 絵・ハーラルド・ヴィベリィ 訳・おかもと はまえ 佑学社
Lille Viggs Aventyr Pa Julafton by Viktor Rydberg and Harald Wiberg ,1980
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孤児のウィグとみすぼらしい小人のトムテンは、クリスマスプレゼントを配って国中を回る。
最後に山の王様の広間へ行くと、病気のお姫様と天秤があった。この国の悪い行いをのせる皿と、
良い行いをのせる皿があり、良い行いの皿が地面につくとお姫様の病気がなおるという。
ウィグが不平をもらしたために、悪い行いの方へ天秤が傾いた。
良い行いには金のおもりを、悪い行いには蛙や蛇をのせて天秤で推し測る。そんな世界が
誰の心の中にもあるのだと思います。誰も見ていないと思っていても、誰かが見ている、それが自分自身であったり
神様、太陽だったり・・・。大事なことを見失わないように、感謝する気持ちを忘れないように、素敵なお話です。
★★★
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まってるよ サンタクロース! HURRY, SANTA by Julie Sykes, 1998
作・ジュリー・サイクス 絵・ティム・ワーンズ 訳・にしき はるみ 文渓堂
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一番大事な朝、目覚まし時計が壊れていて サンタさんは寝ぼうする。
大慌てで着替えたら、片方のズボンに両足を入れて転ぶし、ソリに乗ろうと外へ出たらトナカイがいない。
森の動物達に、「みんなが待っているよ、サンタさん」と励まされサンタさんは頑張る。
やっと配り終わったと思ったら「一つプレゼントを配り忘れた!」やれやれ、
あわてんぼうなサンタさん。実は動物達からの素敵なプレゼントでした。これで来年は大丈夫ですね。
★★★
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まほうつかいのクリスマス 文・森山 京 絵・佐野 洋子
あかね書房 1997 |
魔法使いのおばあさんは、子供達に大人気のサンタが妬ましい。
そこで、サンタになりすまして出かけるが、上手くいかない。次に、かわいい子供に化けて、サンタを待つことにした。
卑屈な魔法使いもサンタさんの魔法(プレゼント)にかかってはお手上げです。
★★★
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クリスマスイブのきゃく OLD SADIE AND THE CHRISTMAS BEAR by Phyllis Naylor,1998
文・フィリス・ネイラー 絵・パトリシア・ニュートン 訳・さいとう ゆうこ 新世研
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くまのアモスは洞穴から這い出し村へ行く。村はクリスマスムードでいっぱいだった。
村はずれの家に間違って入り込むが、目の悪いおばあさんは客人が来たと思い もてなしてくれる。
一人暮らしで話し相手のいないおばあさんへ、知らず知らずのうちにプレゼントを残してきたお話。
★★★
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やかまし村のクリスマス JUL I BULLERBYN by Astrid Lindgren ,1963
作・アストリッド・リンドグレーン 絵・イロン・ヴィークランド 訳・おざ きよし ポプラ社
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やかまし村の3軒の家には、7人の子供達が住んでいる。クリスマスはとびきり楽しい。
しょうがビスケットを焼き、薪を運び、森へツリーを切りに行き、準備を始める。
アストリッド・リンドグレーン(1907〜2002年)
スウェーデン児童文学作家で代表作に「長くつ下のピッピ」「やかまし村シリーズ」などがある。
業績に対し、第二回国際アンデルセン賞を受賞した。
★★
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ワニのライルのクリスマス 作・バーナード・ウェーバー 訳・小杉 佐恵子 大日本図書 6
LYLE AT CHRISTMAS by Bernard Waber,
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クリスマスがくると憂鬱になるグランプスさん。これにうんざりしたネコのロレッタは家出をした。
ライルは、無事に帰ってきて欲しいと願っていた。
★★
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サンタクロースのしろいねこ SANTA'S SNOW CAT by Sue Stainton, 2001
文・ス・ステイントン 絵・アン・モーティマー 訳・まえざわ あきえ 徳間書店
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スノウはサンタクロースの家にいる世界で一番深い緑色の目をした 世界で一番白い猫だ。
街の色とりどりの灯りを見ていて、サンタさんのソリから落ちてしまう。
スノウは街をさまよいながら、サンタさんを探して歩いた。
絵が素敵です。色鮮やかな街の風景の中に、真っ白なスノウの
優雅な姿が印象的です。
★★
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ヤナコッタさんのクリスマス 作・ジェイムズ・スティヴンスン 訳・常盤 新平 紀伊国屋書店
The Worst Person's Christmas by James Stevenson ,1996
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世界一へそ曲がりのヤナコッタさんは、皆の好きなものはどれもこれも気に入らない。
クリスマスも気に入らなかった。子供達からのプレゼントをゴミ箱に捨てようとして
、足を滑らせソリの上に落ちる。ソリはものすごいスピードで滑り、大嫌いなパーティ会場へと到着する。
ヤナコッタさんが、最後に笑って子供達に手を振っています。
★
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クリスマスったらクリスマス 作・せな けいこ ポプラ社 2002
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サンタさんは、小クマを冬眠させる「グーグージュース」を飲んですっかり寝込む。
かわりにウサギのうさこと お化けがプレゼントを配ることになった。
★ |
クリスマス・イブ ON CHRISTMAS EVE by Margaret Wise Brown, 1976
文・マーガレット・ワイズ・ブラウン 絵・ベニ・モントレソール 訳・やがわ すみこ ほるぷ出版
| クリスマスの晩、眠れぬ子供達は、
階下のツリーのところへ行って、お願い事をすることにした。父さん、母さんを
起こさないように、そっとそっと降りて行った。
★
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サンタのたのしいクリスマス Santa's Sackful of Christmas Ideas by Deri Robins, 1993
作・デリ・ロビンス 絵・ジョージ・ブキャナン 訳・神島 統夫 フレーベル
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クリスマスカード、ゲーム、料理、飾りの作り方などを紹介した本。
★
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ゆきの日のおかしのいえ 文・薫 くみこ
絵・さとう ゆうこ ポプラ社 1995 |
小リス達がサンタのおじさんにプレゼントしようと クッキーを作っていた。それを見ていた
動物達が力をあわせて、サンタさんへお菓子の家を作ることにした。
とても美味しそうなお菓子の家ができました。
★
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クリスマスのちいさな木 LITTLE TREE by E.E.Comings,1925
詩・e.e.カミングス 絵・クリス・ラシュカ 訳・さくま ゆみこ 光村教育図書
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小さな木が、山から都会へ運ばれクリスマスの木になるまでのお話。
緑と赤が基調になった絵がクリスマスらしくてきれいです。
★
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ちいさなサンタさん 作・葉 祥明 校正出版社
Little Santa Claus by Shomei Yoh, 1995
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世界中の恵まれない子供達や、苦しんだり助けて欲しい子供達に、少年がサンタになって
プレゼントを配りに行く。
★
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森のクリスマス 作・きむら だいすけ 福武書店 1994
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そのおじいさんは遠くの国の深い森の中にすんでいた。森の動物達とお話ができる。
クリスマスの前の日、おじいさんはでかける。
★
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ほしのおくりもの クリスマス童話 文・みつはら ゆり 絵・まきの すずこ 女子パウロ会
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「ティムと小さなろうそく」
貧しい家庭のティムは、やっと買うことのできたみすぼらしいろうそくを持って
モミノキ村のお祭りにでかける。そこでは、ろうそくを自慢する子供達がいた。
「ほしのおくりもの」町で一番良い子には、サンタさんといっしょにソリに乗るという
素敵なプレゼントがある。
家庭の事情、貧しさの中にも懸命に生きる子供達を、イエス様もサンタさんも
見守っていてくれるというお話です。
★ |
今まで読んだ中から(2004年)
サンタのおもちゃ工場 作・たむら しげる メディアファクトリー
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サンタさんから届いた手紙には「もうすぐクリスマスです。雪だるまを作るのを
手伝ってください」と書いてある。さっそく北極に行ったルネくんは、雪だるまを作る。
サンタさんが呪文を唱えると、雪だるまたちは動き出し、おもちゃ工場を作り、おもちゃを作りはじめる。
★ |
バーバパパのクリスマス 作・アネットチゾン・タラスティラー
訳・やました はるお 講談社 9 Barbapapa's Christmas by Annette Tison & Talus Taylor,1997
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クリスマスツリーを探しにでかけたバーバパパ、鳥やリスの家の木だったり、
動物達の森の木だったり、木を切れないまま、子供たちの待っているおうちへ帰る。
★ |
サンタのクリスマス 作・レイモンド・ブリッグズ 訳・きやま かすみ
Father Christmas by Raymond Briggs ,1992
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クリスマスの仕事を終えたサンタは、旅行にでかける。フランス、スコットランド、ラスベガス、行く先々で正体を見破られ、
結局は我が家に帰り着く。そこには、子ども達からの来年のクリスマスの手紙が届いていた。
プレゼントの準備をはじめるうち、またクリスマスがやってくる。
★★ |
クリスマスのころわん 作・間所 ひさこ
絵・黒井 健 ひさかたチャイルド 2003 |
クリスマスの日、ちょろわんのおうちでケーキをご馳走になった帰り道、真っ赤なとんがり帽子が落ちていた。
「帽子をなくした誰かさん、ボクここで待っててあげる」
美味しいものを食べれるし、街はピカピカ綺麗だし、でクリスマスが
何だかわからなくても、楽しそうなものだと感じたころわん。尻尾のパタパタが止まらないのがかわいいね。
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