僕らの夏休み〜その1 札幌へ


2004/07/29〜8/20
2004年夏

僕らの夏休みが始まった。







7月29日

新日本海フェリーの新潟フェリーターミナル。
夜遅いけど、昼寝をしたから元気いっぱい!
僕らはワクワクしているよ。





偶然、小学校のクラスメイトに会った。
北海道まで いっしょだ。
僕らの気分はハイなまま。





23時50分、新潟港を出港だ。






船の中を案内するね。
一等洋室ツインのお部屋だよ。
お母さんと2号が一緒のベッドで寝るんだ。

「おい、2号、落とされないように
壁側で寝たほうがいいよ!」

部屋には、洗面台とビデオテレビとロッカー。
ポット、お茶セット、大人の救命具がある。
一等には、フェイスタオル、浴衣はあるけど
バスタオル、歯ブラシ、ティッシュがないので要注意。
なのに、バスタオルを忘れたって。

仕方がないからフェイスタオルで体を拭くんだって。
お母さんは、「お風呂に入る時に
体を隠すタオルがない」って笑ってたよ。

笑って済ませるのかな?

らせん階段を昇ると特等の部屋やスィートルーム、
ビデオシアターがあるんだ。


階下にはエントランスロビーやキッズルーム、
ゲームセンター、売店があるんだ。


お腹が空いてきたので夜食を食べた。
自動販売機コーナーでフライドポテト。
僕らはフライドポテトが大好き!!





2号「おにいちゃんの方が多いよ!」
1号「2号の方が多いよ!」
母「バカもん!同じだよ。食べたら早く寝なさいよ。」


相変わらず、お母さんは去年と同じさ。
「はやく寝なさい、はやく寝なさい」
そればっかりさ。

7月30日

朝ごはんを食べてから船の中の探検だ。

プロムナードには 椅子があって
景色を見ながらくつろげる。

僕は、男風呂に一人ではいる。

2号はお母さんと女風呂さ。


2号を盾に体を隠すつもりなのかな?
隠しきれないとは思うけど・・・。


日本海を眺めながら2号

「いい湯だなぁ〜」

サウナもあるんだよ。



夏休みの間は甲板で
ジンギスカンが食べれるんだ。

ああ いいにおい。

スポーツデッキには、ジャクジーもあるよ。
卓球は一年中できるんだ。

奈良から釧路へ行く「せいやくん」と友達になったよ。

夏のフェリーは家族連れの子供でいっぱいさ。





アレ?お母さんの重みで船が傾いてる?


もしかして、船尾から浸水中???


局番なしで何番だったっけ???

ヤバイ 逃げろぉ〜〜


僕らは船首へ向かったよ。

2号、落ちないように気をつけろよ!!


船首は風が強いのでフォワードサロンから
窓越しに眺めるんだ。

快適な海の旅。


目指すは北海道、涼しい北の大地!!


お昼はラーメンと餃子。
フェリーのラーメンは美味しいんだ。




2号、そんなに食べれるのかよ??
お、食べちゃった。


お母さん、残り物を 期待してたでしょ?
残念だったね。
え?ラーメンのスープよこせって?
・・・太るよ。
17時、定刻より早く苫小牧港に到着。
フェリーが港に横付けになって
下から乗船ブリッジが伸びてきた。


友達家族は「北海道鉄道の旅」へ。
せいやくんは「おじいちゃんの蟹屋さん」へ
皆、それぞれの夏休み。
苫小牧のフェリーターミナルには
なべ塾生のさくらさん親子が出迎えてくれた。
お母さんは楽しくお喋りしていたよ。
さくらさんは┌(_ω_┌ )┐ブリッジを見せてくれた(嘘)

お母さんは、
「かっこいいイケ面兄の将来が楽しみね。
チャーミング妹ちゃんとさくらさんのナイスボケも最高ね。
楽しい一家だったわ」と言っていた。
さくらさんから、お土産に
たくさんのお菓子とカツゲンをいただいた。


なんで僕らがカツゲン好きなことを知っているのだろう?



オジサンの迎えの車を待つ間、
お母さんはさくらさんと話が弾み
2号は待ちくたびれて夢の中。




北海道での夏休みが始まった。

photo by 1号
    その2へ



←Prev 0000 絵日記Index 0000 HP 0000