はじめての外泊　　　2003/09/27〜28

皆さん、ご無沙汰しております、ナベダーです

平素より、愚妻がお世話になっておりまして、ありがとうございます

本日は疲れているのに、「ぱそこん　ぱそこん」と意味不明の命令が下りました

どうやら、これらの写真にコメントをつけろ、ということらしいです

妻は我が家は「亭主関白」だと申しているらしいですが

日本語の意味を知らないようです



さて、土日で栃尾市「道院高原」へ行きました

実は、ワタナベ家初めてのキャンプです

俗に言う、キャンプデビューってやつですね

しかし、デビューしたのは良いけれど　 寒い週末でしたので、観客はトンボと蟻だけでした

キャンプサイトは貸切状態で怖いの何のって、 ナベムス２号は今にも泣き出しそうでした

私、金曜日の夜は、送別会のため、二日酔いです

米どころ新潟でみかける

収穫された稲を天日干しする「はざかけ」の風景です

陽の力を利用してますます美味しくなります

はざかけ米は特別美味しいです

（高価なので家では食べたことはありません）

妻に撮らせましたが、焦点が合わなかったようです

手前の道を曲がったがために、細くて古い道を遠回り・・

妻の「本当に大丈夫？」という冷たい視線を感じながらの運転です

やっと到着したのが、14時でした

さて、初めてのテントなので、どっちが前だか後ろだか・・

妻は横で、「あーでもない」「こーでもない」と文句ばかり

しまいには、昔の失敗談まで持ち出して私の人格や体格までもののしります

おい！　てめえのハラもでてるぞっ！と、心の中で呟きます

もう、ナベムスらは大はしゃぎです

寝そべる、走る、転がる、もぐる、ひっくりかえる、の大騒ぎで

連れてきて良かったと、幸せな気分でおりました

さて、二日酔いではありますが、午後3時　迎え酒です

お酒さえ飲んでしまえば、二日酔い解消！

ほら、たちどころに、元気になりました

それでは、食いしん坊な、ワタナベさんちの今夜のメニュー紹介です

北海道の人なら違和感のない、串焼き 「豚精（ぶたせい）」です

ブタバラと、もちろん玉葱です

その他、焼き肉も各種ございます

きのこ類とシャケ（鮭）とバターをホイルに包んで蒸し焼き

ちゃんちゃん焼きとは異なります

ホイル焼きは、他にもニンニクや、さつま芋

じゃが芋はもちろん、バターを添えて「じゃがバター」

野菜をたっぷりいれた、ミネストローネ

この具をつまみながら　チビチビ　飲みます

たぶん今夜は暗闇の中なので、妻と向かい合っても現実逃避可能だぜ！

妻は自然の中で　その雰囲気を満喫しているようです

空や森の色が少しずつ、変わりだし

真っ赤な赤、薄い赤、夜がが少しずつ始まって

辺りが、少しずつ、黒くなる。

いつのまにか、黒い空には星がいっぱい瞬く

降ってきそうな　満点の星の下で

木々の葉のざわめきや、、虫の声を聞いています






「ずる〜〜〜い、お母さんにいいつけてやる〜〜」

「おにいちゃんばっか、ずるい〜〜」






妻の怒声
「折角の雰囲気が台無しだよ、あんた達の声は公害よっ！」






おいおい　おまえが一番の公害だ　と心の中で呟きます

山の上なので、大分、冷え込んできました

よかった、とりあえず、キャンプクリアです

妻の顔は、敢えて見ませんが、ナベムスらの喜ぶ顔を見れて、幸せです

炭が赤くなったりするのを眺めながら

とっぷり夜は更けていきました

朝は、きのうの残りのミネストローネとホットケーキです

しかし、グズグズしてはおられません

小雨がやってきました

予報がはずれたようです

私の人生、いつも、ハズレです　諦めてはおりますが・・

日本の美しく美味しい秋を堪能したキャンプでした。

妻は呑気に　言います「また、行こうね」

「だって、せっかく、全部買ったんだからモトとらなくっちゃね」

買ったのは、妻かもしれませんが、あれは私が働いて稼いだお金です

妻は日本語の使い方も知らないようです







ではまた、皆さん、またいつか・・







棚田　in　栃尾