はじめてのおふかい・・それはある日、突然やってきた。
以前、「HP:禁煙のススメ」のチャットで、知り合った女性に
「今度、私のHPにも遊びに来てね」と声をかけたことがあった。
そして私が、札幌に帰省中の時、彼女が、私の掲示板に遊びに来たのだ。
お互い 札幌市内、しかも、かなりのご近所だとわかり、益々びっくりした。
「会おうか?」と何気ない気持ちを、掲示板に書いたところ
「ワタナベさん次第」と、快いお返事をいただいた。
興味津々な、知りたがり屋の私は、素直に、会ってみたい気持ちになった。
さっそく、メールで電話番号を交換し、電話をかけた。
これが、また結構、緊張する作業。
どんな声なのか、想像もできないし、本名を交換していなかった。
ルルルルル・・・ルルルルル・・・ルルルルル・・・ガチャ・・
互いだとわかる電話なだけに、第一声がつまる。
一瞬の間をおいて、HNを名乗る 「・・・あのぉ〜ワタナベです」
彼女もHNを名乗った。
「どこでお会いしましょうか?」
外で会うことを考えていた私に、彼女は、「自宅へどうぞ」と言ってくれた。
初対面で いきなり、ご自宅訪問というのも、大胆だとは思った。
もしかしたら、ヤバイ人だったりするかもしれない(笑)。
しかし、電話から聞こえる、彼女の声は、そんな不安を 全て払拭する優しい声だった。
この声を信じてみよう、信じると決めたのだから、最後まで信じ抜こうと、
訳のわからないことを考えていた。
私 「今日は、黒い服を着ています」
彼女 「私、お化粧厚塗りです。 車で来られるんですよね? 車は何色ですか?」
私 「白です」 互いに緊張しているとはいえ、こんな目印で会えるのか?我々!!
約束の時間より早く着いたが、待ちきれず、マンションの下から、電話した。
「マンション1とマンション2の間の道路にいます」 黒い服を着た私が、
白い車の横に立って電話をしている。
「今、下へ降りますね」と、彼女。 来るぞォ〜〜ドキドキだ。
しかし、マンションの1と2、どっちから来るのだろう?
その日は、マンションの夏祭りで、次々と、人が降りてくる。
あの人か、いや、違うだろう、あの人か、いや、違う。
かなりのドキドキだったが、まっすぐ、私を見て歩いてくる人を発見した。
彼女だ! 何故かすぐにわかった。 何故だろう? 遠くから会釈をしあう。
「ワタナベです」 私がHNを名乗ると 彼女もHNを名乗った。
なんだか、妙に照れくさかったので、笑って、誤魔化した
彼女は、娘さんに、私を紹介した 「船長のお友達のワタナベさん、、よ」
彼女のおうちでは、とりあえず、パソコンを確認させてもらう。
「ここから、チャットしてるんですねぇ〜」ってあたりまえ。
見れば電源をいれたくなる。
電源がはいれば、自分の板をチェックしたくなる。一連の動作は、私の病気だ。
実家では 使用できなかった「マイフロッピーディスク」登場だ。自分仕様のマイポータルが
はいっている。
せっかくお会いしたので、記念に、裏のURLを もちろん無償でプレゼントする。
編集のしかたを、教えて欲しいとのことで、やり方をレクチャーする。
chatの疑問点に答え、あっという間の1時間だった。
北海道の話し。 禁煙の話し。 ネットを通じてコミュニケーションする難しさや楽しさの話し。
過去をさかのぼり、お互いの禁スメデビューの時の話し。
何故、私がHPを作ったか、とその歩んできた道のりの話し。
もっともっと、お話ししたかったが、私、夕めし当番だった。
「お会いしてよかった、これからもよろしく、今日はありがとうございました。」
出会いって素晴らしい。
全国(最近では全世界)にいる友人を思いながら、天気予報を見たり、ニュースを見る。
私は、専業主婦だからこそ、繋がなければ出会えなかった人々の存在を 余計に感じることがある。
私の生きていく姿を 見てくれる人々がいると思うだけで、頑張れる一日もある。
オフでも、オンでも、素適な出会いを、エネルギーにして、
お気楽主婦ワタナベは、今日も行く〜〜!!え?どこへ?
いつか、皆さんにもお会いしたい野望を抱きながら・・・
|