「接骨院な私」の完結編です
私の接骨院通いは 主人には内緒にしていた。
禁煙したおかげで、1日、約250円(旧価格)のタバコ代と
有意義な時間がもてた
その時間でネット生活を楽しんだあげく、肘を痛め
接骨院に毎回450円支払うのだ。
1日、200円
の赤字であり
主人に知れたら、馬鹿よばわりされるにちがいない
絶対秘密、守秘義務、他言無用、公開厳禁
四文字熟語を意味もなくならべてみたが
とにかく、うちの主人には、内密にお願いしたい
今日もイソイソ、でかける昼下がりの秘密の事情
ご近所さんに見られていないことを確認して、ドアをあける
そこは、今の私にとって、蠱惑的な空間。
クセになっちゃってます、毎日の接骨院通い
今日も治療室のカーテンの奥からは妖しげな声が洩れ聞こえる
男のうめく低い声
女のあえぐ声
次は私の番。胸は期待でいっぱい、私の鼓動は高鳴る。
「ワタナベさん どうぞ」センセィに呼ばれた
ああ、センセィ、会いたかったわ・・・
今日も、来てしまったの わたし・・・
いつものように、ベッドにうつぶせになる私
センセィの艶かしい手が 首すじやら、肩やら、肘やら
時に、優しく・・時に、激しく・・私の上を舞い乱れる
私は右へいったり、左へいったり、上にいったり、下にいったり、悶えまくる
その悦びと快感の中で 絶頂感が私を包む
どうしょぉ・・声がでちゃうよぉ・・
我慢ができない・・
言っちゃっていいですか?
センセィ・・
私の唇からも洩れる激しい声
「タタタタタ・・」 痛いわ・・・・・
「ククククク・・」 効くわ・・・・・
「アアアアア・・」 禁断のあ行が〜〜
「イイイイイ・・」 誰かぁ〜〜〜〜〜
「ウウ・・」私をとめてぇ〜〜
「ウ」まで言っちゃいました
<心の声>決して、「オ」だけは、言うまい・・</心の声>
夢のように、通り過ぎる儚い時間
恥ずかしいけれど
あんまり気持がいいので
濡れてしまいました
あ〜あ
びちょびちょです〜〜〜
よだれで 枕が
濡れちゃいましたぁ〜〜〜
ごめんねぇ〜〜、センセィ・・・
※肘は完治しております ご心配おかけしました 2003.08.25