おじいちゃんの一周忌
2005/6/2〜5
6月2日
僕らは、夜遅くフェリーに乗った。
お母さんのお父さん、つまり
おじいちゃんの一周忌で
北海道へ行くんだ。
三泊四日 うち船中二泊
というすごい旅行さ。
もうすっかり乗り慣れたフェリー。
一等洋室、4人部屋さ。
2号は相変わらず大興奮。
2号 「また興奮してケガしちゃうかも?
だって、ドキドキが止まらないんだもん」
僕らがベッドの上で枕投げしてたら
お母さんの一言。
「はやく寝なさいよ」
ほら、また、これだ。
6月3日
昨日は揺れなかったけど
津軽海峡あたりから大揺れだった。
太平洋側に低気圧があるせいらしい。
僕、ゲロゲロダウン。
大好きなラーメンも食べられなかった。
続いて2号もダウンした。
波の音が怖くて、耳をふさいでいた。
起き上がっていられないので
みんなで 昼寝さ。
苫小牧港に到着した。
車に乗って下船するので
車両甲板を歩いて車へ向かった。
お母さんの実家へ行く途中、
ちょっと寄り道。
お父さんの方の おじいちゃんの
お墓参りさ。
なんとか、日暮れ前に お参りできた。
日没後にお墓には 行きたくないもんね。
墓地の出入口には、モアイ像があるんだ。
お母さんの実家には
従姉妹の 姫家族もやって来て
楽しい夕飯だった。
6月4日
法事は余市のお寺でやるんだ。
おじいちゃんの生まれ故郷さ。
姫家の車と2台で向かうよ。
もうすぐ小樽、そろそろ海が
見えるらしいけど、今日は霧がかかってる。
2号「海が見たいよー」
ナベダー「本当に見たいのか?
昨日今日と、いいだけ見たろー!」
余市のお寺についた。
新潟から たくさん時間をかけて
来たのに 法事はあっという間さ。
おばあちゃんと、姫家族
そして 僕んちだけの 一周忌は
穏やかに終わった。
着替えて昼食だ。
「そーらん」というドライブインへ入った。
お母さんが子どもの頃、お寺の帰りに
家族で必ず寄ったんだって。
click ↑↓ 食いしん坊用ボタン
大人はお寿司を食べていたよ。
僕と姫1号は黒豚カツ定食で
2号と姫2号は、お子様ランチを食べたよ。
僕、コップの水をこぼしちゃって
お母さんに怒られちゃった。
失敗、失敗・・・
余市といえばニッカウヰスキーさ。
ウィスキー博物館に入ったよ。
↑↓ニッカウヰスキー見学用ボタン
「ひとつくらい持っていっても
わからなそうね。」だって。
あり得ない!
があったよ。
を見たお母さんが言った。
「懐かしいわねぇ・・・」
や
が並ぶ中から
「学生の頃、飲んだ、飲んだ!!」
「あの頃はお金がなかったからな〜〜〜」
それを聞いた お母さんが、つぶやいた。
「あの頃? 今もないと思うんだけど・・・」
試飲コーナーで お父さんが
「飲んだもの勝ち!」って言ったけど
お母さんが 勝ったみたい。
天狗山に登って 小樽の街を眺めたよ。
小樽の北一ガラスにも寄ったよ。
アウトレット、3号館・・・
たくさん並んでいたよ。
↑小樽観光用ボタン
ランプやグラスが、とてもきれいだったけど
後ろから お母さんがうるさいんだ。
「ほら、気をつけてよ 割れものだからね
触らない触らない、見るだけよ
振り向く時は 引っ掛けないように
気をつけなさいよ」
小樽オルゴール堂前には バンクーバーの
ガスタウン にある 蒸気時計と
そっくりなのが あるんだって。
小樽で 姫家と おばあちゃんとお別れさ。
また、夏休みに 会おうね。
僕らは カツゲン、ラーメン
ジンギスカン の タレを買って
苫小牧港へ 向かった。
もうフェリーが 港に来てる! 来てる!
昨日乗って 北海道に来たんだよね。
で、今日 新潟に帰るんだよね。
6月5日
帰りは揺れなかったよ。
お母さんはイルカを見たんだって
いいなぁ・・・
僕らは部屋で ゲームばかりしてましたから〜
残念〜
さあ、朱鷺メッセが見えてきたね。
新潟に到着だ。
おばあちゃんに買ってもらったもの
温めるとタコの口から
緑の液体が噴射するんだ。
カンフーキッズ
変な歌を歌いながら動くんだ。
キング・オブ・ブレンダーズのコースター
僕らには、もう1人も おじいちゃんが いないけれど
おばあちゃんなら 3人いるよ。
って言ったらお父さん、お母さんが 「え?なんで?」って驚いた。
北海道のおばあちゃん2人と、ほら、茨城の 102 歳の曾お婆ちゃんさ。
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